学校日誌

ブログ授業参観2 なるぞ ひっ算名人(2年生)

 今日の教室訪問は2年生です。算数のひっ算の学習でした。みんなひっ算名人になるため、一生懸命に取り組んでいます。

 はじめに前回学習した129-53や146-89を復習しました。引けない時は隣の位から借りてくるというポイントがわかっていますので、簡単です。そこで今日の問題、「先生は102ひきのポケモンのうち、65ひきをにがしてしまいました。今、なんびきのこっていますか。」が提示されると、「先生、逃がしちゃだめだよ。」「簡単だよ。」「引き算だよ。」などのつぶやき。先生が「では、式は?」と問いかけるとすかさず「102-65」。「昨日とちがうところは?」に対して「0が入っています。」「昨日は0ははいっていなかった。」。そこで先生が「今日は十の位に0がはいっているときはどうやってできるかな?」と今日のめあてを投げかけました。

 「簡単、簡単。」「ひっ算でやればいいんだよ。」と言っていたのですが、いざ計算してみると「ううん、難しい。」何とか答えをだすと 47 37 の二つの考えが出てきて困ってしまいました。そこに、「たしかめ算をやってみたよ。」と素晴らしい考え。「47だと65+47=112。37だと65+37=102。」「37が正しかったんだ。」

 「では、こうやるといいよって説明できる?」と先生が問いかけると男子がホワイトボードを使って説明をします。

子:2から5ひけないので、十の位かりたいけどかりれない。だから百の位かりてくる。そうすると・・・・。

先生:百が十の位にくるとどうなるのかな。

子:・・・・・・・・・・。十が10つ。

先生:十が一の位にくると?

子:一の位は一が12になる。12-5で7。90-60で30。で37。」

先生:そうか、47の答えになった人は、十の位から一の位にかして90になったことを忘れちゃったのだね。2回続けてお引越しするけれど、その時に、ひょいひょいでなく1回止まる(10の位が90になる)ことが大切だね。

子:ああ。(深くうなずく)

先生:ではきょうのまとめは?

まとめ:十の位に 0があるときは、百の位から順にくりさげる

 その後、十の位に0がある問題を2問解きました。最後の一問は全員が自分の力で正解しました。振り返りをして授業は終わりましたが、みんながひっ算名人に近づいた1時間でした。