鳥川小学校日誌

5年生算数科  図形の角を調べよう

 5年生の算数科は、「図形の角を調べよう」の学習に入りました。
 今日8月28日(月)の1校時、1組の教室では、三角形の内角の和について学習していました。

 まずは、教科書にある、円の半径を使ったいろいろな二等辺三角形を見て、3つの角の大きさの関係を調べてみます。
 すると、何やらきまりのようなものが見えてきました。

「中心角が大きくなると他の2つの角は小さくなる。」
「逆に、中心角が小さくなると、他の2つの角の大きさは大きくなる。」
「3つの角の合計は、180度になりそう。」

 そこで、本当に「合計が180度になるのか」、角を一つずつ分度器で測って調べることに・・・。

 150度、15度、15度、合計180度。
 90度、45度、45度、合計180度。
 60度、60度、60度、合計180度。

 たしかに、みんな180度!

 さらに今度は、合計180度であるならと、折り紙で作った任意の三角形の角を切り離し並べ変えて、3つの角の合計が180度になっていることを確認しました。
 
 「分度器を使って」
 「切り離して並べ変えて」

 「三角形の内角の和は180度」と機械的に覚えるのではなく、手指を使い、目を使い、五感を働かせて得た知識は、納得感が違います。そして、簡単には剥がれ落ちにくいものです。

 具体的な操作活動を経験することを通して、実感を伴いながら理解すること。

 高学年といえども、子ども自身が体験・実感できる活動の場を大切にしています。