鳥川小学校日誌

5年生総合 東日本大震災について

 5年生の総合的な学習の時間は、「防災・減災」をテーマに設定して、学習を展開しています。
 今日10月15日(火)の2校時は、1・2組合同で、東日本大震災時の被災状況についての調べ学習に取り組んでいました。

 被災状況といっても、面積の広い福島県では、「浜・中・会津」それぞれの地域によって状況が異なります。
 そこで、5年生では「浜・中・会津」の3地域ごとにグループ分けをして、それぞれの被災状況について、調べ学習をすすめていました。

 特に、浜通りの「津波災害」や「原子力災害」については、1学期に実施した宿泊学習で訪れた「いわき震災伝承みらい館」での学びが役に立ちそうです。
 また、そのほかの地域を選択したグループでは、10月下旬に訪問する予定の「コミュタン福島」の見学からも、何かしら、新たな学びができそうです。

 5年生は、現在10~11歳。震災後に生まれた子どもたちです。
 直接、東日本大震災を経験したわけではありませんが、東日本大震災で大きく被災した福島に生き、今年1月の能登半島での地震や8月の南海トラフ巨大地震注意のニュースにも接しています。
 子どもたちが、震災や原発事故のことを知り、自分たちに何ができるかを考え行動することは、とても大切なこと。

 今後、学びを進めていく中で、何を感じ、何を思うのか・・・。
 子どもたちの学習のまとめを見聞きするのが楽しみです。