鳥川小学校日誌

2年生算数科 新しい計算

 2年生の算数科は、いよいよ「かけ算」の学習に入りました。
 今日10月28日(月)の2校時、1組の教室では、遊園地で乗り物に乗る様々な場面を見て、乗り物に乗っている人数をどのように数えれば、簡単にわかりやすく数えられるのか、みんなで考えました。

 授業では、遊園地のいろいろな乗り物が、アニメーションによって動き出す様子が大型モニターに映し出され、乗り物に乗っている人数が、パッと見ただけではわかりにくいようにして、あえて提示していました。
 そうすることで、「1台に乗っている人数」と「何台分」に着目させるためです。

「自転車には、2人ずつ乗っていて、6台あったから、全部で・・・・」
「自転車に乗っていた人の数は12人です。2人ずつ乗っていて、自転車は全部で6台あったから・・・」
「ジェットコースターは、1台に6人乗っていて、それが3台分なので・・・」
「ジェットコースターは、18人。だって1台に6人ずつ乗っていて・・・」

 子どもたちは、担任の先生のねらい通り、同じ数ずつのまとまりを意識し、それがいくつあるかを考えながら、全体の人数を求めていました。
 そして、「1つ分」とそれが「いくつ分」あるか分かれば、「全部の数」を求めることができるという学習のまとめができました。
と、この時間の学習は、ここまで。

 つぎの時間、同じ数を何回もたす場面では、「1つ分」×「いくつ分」のかけ算で表せることにつなげ、かけ算の意味の理解を深めていきます。
 これから先の算数科の学習はもちろん、日々の生活においても使っていくことになる「かけ算」です。
 機械的に「かけ算九九」を覚えることも大事ですが、その意味や考え方もしっかりと身につけられるよう指導しています。