鳥川小学校日誌

「お・か・し・も」 予告なしの避難訓練

  今日11月26日(火)の2時間目の休み時間から3校時、子どもたちへの事前連絡なしで、火災想定の避難訓練を実施しました。
 突然、避難訓練の放送があり、驚いた子どもたちが多かったのですが、しっかりと放送を聞き、友だち同士、声をかけ合いながら落ち着いて校庭に避難しました。

 また、火災想定の避難訓練のあとは、教室に戻り、引き続いて、浸水を想定した「垂直避難」の訓練も実施しました。
 1階に教室のある学年・学級の子どもたちが、校内放送と担任の先生の指示に従って、上層階へと避難する訓練です。
 1年生とかがやき学級の子どもたちが、3階の特別教室へと上手に避難することができました。

 火事も地震も水害も、いつ起こるか分かりません。
 そのときどきにあわせ、どのように行動すればよいのか、自分で考えて行動してほしいと思います。
 自分の身は自分で守るのが災害の時の基本だそうです。

 また、命にかかわることは、100点満点のできでないといけません。
 一番大切な命を守るためにも今日の避難訓練の内容をよく覚えて、もしもの時(実際には、そんなことはない方がいいのですが)に備えてほしいと思います。

 避難行動の後それぞれ教室に戻り、真剣な表情で、担任の先生のお話を聞いたり、避難訓練を振り返って反省カードに記入したりする子どもたちの姿が印象的でした。

               

♡ 避難訓練でのちょっといい話 ♡

 今回は、事前連絡なしの訓練でしたので、図書室は、いつもの休み時間と同じように、本を借りたり返却したりするために、いろんな学年の子どもたちが大勢、訪れていました。
 そんな中、突然の緊急放送。
 当然びっくりして、誰でも気が動転してしまうところ・・・
 しかし、その場にいた6年生の図書委員は立派でした。
 下級生を落ち着かせ、放送に耳を傾けるように呼び掛けるとともに、図書室近くにある6年生昇降口から、速やかに校庭へ避難するよう誘導してくれたそうです。素晴らしい!!

 緊急時に落ち着いて、正しく判断ができるところ、自分のことだけでなく、他人のことも考えて行動できるところ、素晴らしいなぁ。

 本当に頼りになる、優しい6年生です。
 どうもありがとう。