鳥川小学校日誌

5年生算数科 分数の学習を振り返ろう

 今日10月21日(月)の5校時、5年1組の教室では、算数科「分数の学習を振り返ろう」に取り組んでいました。
 これまでに学んできた、
 
・分数を小数で、小数を分数で表すこと
・大きさの等しい分数
・分母の等しい分数同士のたし算、ひき算

といった内容の復習です。
 
 次の時間から、「分母の異なる分数のたし算・ひき算」、「分母の異なる分数の大小」について学習する子どもたち。
 分数の「約分・通分」の元となる考え方を、事前にしっかりと確認します。
 ポイントが明確になるように、数直線の示された学習カードを使用して同じ大きさの分数を確認させたり、子どもたちからの意見を視覚的に黒板に整理したりしながら、授業がすすめられていました。

 算数科は、積み上げが大切な教科と言われます。
 「これまでに学習したことを生かす」ためには、その前提として、生かせるように「定着して」おかねばなりません。

 学習内容が抽象度を増して、グンと難しくなってくる5年生の算数科。
 授業ではできるだけ、手指を使い、目を使い、子どもたちが具体的に「分かる」「できる」「気付く」「実感する」という経験が積み重ねられるようにしています。

 具体的な操作活動を通して、実感を伴いながら理解すること。
 高学年であっても、高学年だからこそ、大切にしたい学習活動です。