鳥川小学校日誌

3年生算数科  円と球

 3年2組の算数科は、「円と球」の単元に入りました。
 今日10月22日(火)の2校時は、その1時間目。
 どうすれば「的あて」が公平にできるか、考えました。

 授業のはじめ、的に向かって、子どもたちが一列に並んでいるイラストが提示されました。

「横一列じゃ、端っこの人が遠いよ。」
「的に向かって正面のほうが、有利じゃん。」
「的までの距離が一番近いのは真ん中だから、真ん中が得しちゃう。」

 じゃあ、どうすればみんなが公平に「的あて」ができる?

 担任の先生の問いかけに、さっそく、子どもたちはグループになって、どうすればみんなが公平に的あてができるか、図にかいたり、言葉で説明しあったり・・・。

 グループで話し合った内容はノートに書いて、それをタブレットで写真に撮ります。
 その画像は、各自のタブレットに転送され、全体で話し合う時は、それを見あいながら、お友だちの説明を聴きあいます。

「端っこの人が、的の横の方に移動しすればいい。」
「的からの距離をみんな同じにするといい。」
「テープなどで丸く印をつけて、その真ん中に的を置けばいい。」などなど

 図で表した自分たちの考えを、何とか他のグループの人たちにわかってもらおうと、頑張って説明する3年生。
 そうやって、言葉を紡ぎだして、繋げて説明しようとする姿勢、いいね!
 また、注目してほしい箇所をタッチペンを使って強調(色付け)しながら説明するなど、タブレット使った説明の仕方も上手でした。

 残念ながらこの時間は、時間が足りず、全グループが発表することはできませんでした。でも、「中心の的から同じ距離に並んで丸くなれば、みんなが公平に的あてができるそうだ」ということは、全員が分かっている様子。
 次の時間の学習で、「1点から等距離にある点の集合が『円』である」という学びにつながっていくことでしょう。