3年生算数科 三角形と角 円を使った正三角形の作図
今日2月9日(金)の2校時、3年1組の子どもたちは、算数科「円と三角形」の学習をしていました。
この時間は、円の中心から円周に向かって直線を引き、その線をつないで、二等辺三角形や正三角形を書き、その作図のしかたを、円の性質を用いて考え、説明しようという内容でした。
円の中心から円周の2点に直線を引き、三角形をつくっています。(これは二等辺三角形。)
二等辺三角形になる理由も「2本の線(辺)が半径で等しいから。」 (うんうん、これは簡単、簡単。)
では、正三角形はどうだろう?
二等辺三角形を書くときは、2本の適当な半径を底辺で結ぶだけで完成しましたが、正三角形では???
どうする?
「正三角形ってどんな形?」
「3つの辺が同じ長さ」
「じゃあ、どことどこが同じ長さになればいいかなぁ?」
「そことそこの長さ(中心から書いた2本線が、それぞれ円周と交わった2つの点を結んだ長さ)を同じにすれば・・・」
担任の先生とのやり取りをヒントに、子どもたちは、友だちと相談したり、定規やコンパスを当てながら自分であれこれ試したり・・・
やがて、1本半径を書いてから、半径が円周に接した点にコンパスをさして、半径(正三角形の1辺になる)と同じ長さの点を円周上にみつけます。
みつけた点を、さきほどコンパスをさした点と、円の中心と、線(辺)で結んで、正三角形を完成させました。
教師がひとつひとつ手順を説明すれば、短時間にきれいな正三角形はかけるかもしれません。
でもこの時間は、きれいにかくこと(「結果」)が目的ではなく、その作図のしかたを円の性質を用いて考え、説明することがねらい。
子どもたちが書き上げた正三角形は、少し歪かもしれませんが、「なぜ、そう作図していいのか」を分かってかいた「正三角形」。納得感が違います。
教師から言われたことを記憶し、それを正確に再生することも、もちろん大切ですが、 「どうして、そうになるのか?」 と問いかけ、考える力や説明する力を高める学習も大切にしています。
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