4年生算数科 面積
今日12月19日(木)の2校時、4年2組の教室では、算数科「面積」の学習に取り組んでいました。
この時間の課題は、「あ・い・う、3つの花壇のうち、どの花壇が一番広いのか? 広さの比べ方を考えていきましょう。」というもの。
図形を構成する正方形の数に着目し、広さの比べ方を考えることができることがねらいです。
教科書の花壇の図を見ながら、見通しを持ちます。
子どもたちが手掛かりとしたのは、「線上にある『・』の数」や「4つの『・』で囲まれた正方形の数」。
見通しが持てたところで、さっそく調べてみることに。
すると・・・
「あっ、線の上にある・の数は、どちらも12こだ。」
ということは、3つの花壇の大きさは同じ?
「ちがう、ちがう。」
「線上の・の数は、花壇の周りの長さだよ。」
では、マス目の数はどうだろう?
ペアの友だちにどのように調べたのか説明したり、全体で確認したり。
「ぼくは、点と点を結んで、マス目を作って数えたよ。」
「正方形の数を比べたら広さがわかるね。」
「正方形のマス目の数は、それぞれ、5と6と7だね。」
ということは・・・
「『う』の花壇が、7だから、一番広いね。」
3年生までに「長さ」や「かさ」、「重さ」の学習をしてきている子どもたち。
そこでは、「もとの大きさを決めてその何個分で表す」学習をしてきました。
今回の「面積」の学習でも、その学習経験を生かして、基となる「正方形」の数に着目し、広さ比べをすることができました。
授業ではこの後、1cm四方の正方形の広さを「1㎠」という単位で表し「1平方センチメートル」と読むこと、そして、花壇はそれぞれ5㎠、6㎠、7㎠とあらわされることが確認されました。
次の時間以降、基になる正方形の数を効率的に考えるにはどうすればよいかを問い、かけ算を使って公式を導くことにつなげていきます。
単に「縦×横」の公式を覚えて、数字を当てはめて面積を求めるのではなく、「どうしてその公式になるのか?」理解できるよう、考える力を鍛えています。
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