鳥川小学校日誌

4年生理科 水のしみこみ方の違い

 理科で「雨水のゆくえ」を学習している4年生。
 今日5月24日(金)の3校時は1組の子どもたちが、5校時は2組の子どもたちが、土やすなのつぶの大きさによって、水のしみこみ方に違いがあるか、実験して確かめていました。

 多くの子どもたちが、粒が大きい方が水がしみこむのが早いと予想しました。
 果たして、実験の結果は?

 まずは、同じ体積の校庭の土と砂場の砂、そして砂利をプラスチックコップに入れた物を準備し、粒の大きさを比べます。

 校庭の土は粒が小さくて、砂利の粒は大きい。砂場の粒は、そのあいだくらいということが確認できました。

 次に、同じ量の水を同時に入れてみます。
 そして、水がしみこむ様子や、すべての水がしみこむまでの時間を調べました。

 「うぁ、早っ!」
 「こっちはチタチタ、なかなか水が落ちてこないよ。」
 「こっちは、もっと遅い。」
 「うぁ、茶色い水が出てきた。」

 水がしみこむ速さについては、おおかた、子どもたちの予想した通り。
 粒が小さいものはゆっくりとしみこみ、粒が大きいほど早くしみこむということがわかりました。
 また、校庭の土にしみこんだ水が、茶色く濁ったことに、驚きの声が多く聞こえました。

 知ってるつもり、分かっていたつもりでいても、いざ実験してみると、驚くこと、思っていたのとズレていることがあるものです。
「百聞は一見に如かず」
 実際に目で見て、確かめるって大切だね。