6年生国語科 模型のまち
6年生の国語科は現在、物語文「模型のまち」を学習しています。
「ひろしま」のことを何も知らずに転校してきた亮という6年生の男の子が、同じクラスの真由や、真由の兄・圭太との「模型のまち」づくり、一緒に「ラムネッチン」をしたかっちゃん達との出会いをきっかけに、「ひろしま」を身近にとらえるように変化していく物語です。
単元名は「表現に着目して読み、考えたことを伝え合おう」。
物語の題名や、くり返し出てくる表現、情景描写などに着目しながら、「表現の効果」を捉えることがねらいです。
今日10月9日(水)の2校時、1組の教室では、「亮にえいきょうをあたえた人物はだれか。」というめあてで学習に取り組んでいました。
主人公の亮に影響を与えたと思う登場人物を選び、自分がその人物を選んだ理由を教科書の叙述から探します。
「教科書の133ページに『それが始まりだった。』ってあるから、真由が誘ってくれたことは・・・。」
「圭太との出会いによって、『模型のまち』づくりにかかわるんだから・・・。」
「模型のまちの色は『白』だったけれど、かっちゃんと出会ったときには、『色』が出てくるから・・・」
叙述をもとに、題名とつながっていること、色彩表現されていることなどに気付き、一つ一つの表現がどのような効果を持っているか考え、発表する姿に感心しました。
授業の後半、「真由、圭太、かっちゃん達ってどんな人たち? 共通することはなにかなあ?」という担任の先生からの問いかけに、子どもたちの中から「『模型のまち』に関係する人たちだ。」という意見がだされ、学習のまとめにつなげていました。
次はどんなめあてで学習するのかな?
表現に着目して読むこと、そして読み取り考えたことを伝え合うことによって、物語を読み味わう楽しさをたくさん経験してほしいと思いました。
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