鳥川小学校日誌

5年生算数科 図形の角の大きさを調べよう

 5年生の算数科は現在、「図形の角の大きさを調べよう」を学習しています。
 今日9月6日(金)の5校時、2組の教室では、「どうしたら五角形や六角形の角の大きさの和をもとめられるかな」という課題で学習しました。

 子どもたちはこれまでの学習で、三角形の3つの角の和が180度になることや四角形の内角の和が360度であることが分かっています。
 ですので、子どもたちは、「図形を三角形や四角形に分けることができれば、その個数で角の和が求められそう。」と予想しました。
 これまでの学習の積み重ねが生かされていますね。たいしたもんだ。

 まずは、一人で考え、多角形に対角線を引いて、三角形に分けたり三角形と四角形に分けたり。
 次にグループの友だちに、その考えを伝え合ったり、分からないところを教え合ったりします。

「こんなやり方があるんだね。」
「そのやり方のほうが、いいね。」
「あっ、線のひき方が同じだね。」
「どちらも三角形と四角形に分けられるね。」

 ただ単に答えを求めるのではなく、自分で考えた根拠を示して説明する活動も大切にしています。

 分かったことや気付いたことをもとに、解決に至ったプロセスを聞き手に分かりやすく伝えること。
 友だちは、どんな考え方をして解決したのか、自分と比べながら聞くこと。
 みんな、集中して取り組んでいました。グッジョブ!

 学力向上には、積み重ねが欠かせません。
 これからも、1時間1時間を大切に授業を行っていきます。

           

 子どもたちの確かな学びのためには、先生自身も、授業力や専門知識を高める研修が欠かせません。
 今日の放課後も、荒井小学校の矢野教頭先生を講師としてお迎えし、参観した全ての先生方で、算数科の授業について研修を深めました。
 先生同士が相互に参観することで、若手の先生が先輩の指導技術に学んだり、ベテランの先生が教材研究を深めたりしています。
 先生も、日々勉強です。