鳥川小学校日誌

3年生国語科  わにのおじいさんのたから物

 3年生の国語科は現在、「わにのおじいさんのたから物」の学習をしています。

 今日6月18日(火)の5校時、2組の子どもたちが、わにのおじいさんは、どうしておにの子に宝物の場所を教えたのかを考え、話し合いました。

 まずは一人読み。
 わにのおじいさんが、おにの子に宝物の場所を教えた理由について、わかる部分を本文から見つけてサイドラインを引き、そう考えた理由を教科書にメモします。

 理由を書いた後は、近くのお友だちと交流です。

「おにの子なら、大切にしてくれると思ったんじゃないかな。」
「心おきなくあの世に行けるって書いてあるから、安心したんじゃない。」
「おには、葉っぱをかけてくれてやさしい。お礼の気持ち。」
「ていねいにしゃべってくれているし、やさしい人だと思う。」
「わには、これで、もうねらわれなくてすむって思ったんじゃないかな。」

 様々な視点での意見が出されていました。
 同じ言葉に着目したとしても、話し合いをしてみると、感じ方・考え方の違いがあることがわかりました。

 また、お友だちの意見を聞くときには、うなづいたり、反応を返したりするなど、発言者の内容を聞き取ろうとする姿勢が感じられ、とても感心しました。昨年度からの積み上げの成果ですね。

 授業の終わりには、「あぁ、楽しかった」という子どものつぶやきが聞こえてくる授業でした。

 次の時間は、紹介カードを書いて、物語の感想を伝え合います。
 「面白い」って感じる部分、人それぞれ違うかもね。

 今回の授業は、校内研修の場でもありましたので、指導助言の外部講師(福島第三小学校 矢内先生)にも参観していただきました。
 放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。