鳥川小学校日誌

3年生道徳  まどガラスと魚

 今日7月11日(火)の2校時、3年2組の教室は道徳の時間。
 「まどガラスと魚」というお話で、「正直に行動すること」について、考えました。

 窓ガラスを割ってしまった主人公は、その場から逃げてしまいます。
 本当はどうすればよかったのだろう?
 自分の過ちをバレなければ、そのまま黙っておくのか?
 正直に言って謝るべきなのか?

 謝らなければと思いつつも、思わず逃げてしまった主人公。
 窓ガラスが割れた家の前を何度も通る主人公。

 「正直でいることは大切なのはわかっているけど、うそやごまかしをしてしまうのはどうしてなのだろう。」
 「謝らなきゃいけない。」「謝ろう。」という強い心と「叱られるのは嫌だなぁ。」「だまっていれば分からないかも。」という弱い心との間で揺れ動く、主人公の葛藤に共感する子どもたち。
 
 「言わないでいたら、ずっとモヤモヤする。」
 「お姉さんが謝って、謝られたお母さんは、いい気持ちになったと思う。」

 お姉さんの誠実な行動を見ることで、変容した主人公の様子を捉え、正直に行動することのよさに気づくことができました。

 授業の最後、子どもたちは、自分が正直に行動できた経験とそうできなかった経験を思い出しながら、正直に明るい心で生活することが大切であることを確認していました。

 正直に行動すると気持ちが晴れ晴れすることを、実感することができたことでしょう。