6年生理科 水溶液を調べよう
今日10月3日(木)は、理科のサポートティーチャーの先生がいらっしゃる日です。
そこで、6年生の理科「水溶液を調べよう」の授業に、担任とのT・Tで参加していただきました。
2校時は1組です。
アンモニア水、重曹水、塩酸をうすめたもの、炭酸水、食塩水の5種類の水溶液の性質を赤と青のリトマス紙を使って調べる実験に取り組みました。
リトマス紙の性質(酸性:青→赤 アルカリ性:赤→青 中性:変化なし)を確認した後、グループで協力して実 験を進めています。
「おっ、青くなった!」
「ん~ かわらないなぁ。」
「青が赤くなったから、酸性だね。」
リトマス紙を使って、5つの水溶液を、酸性・中性・アルカリ性に仲間分けすることができました。
使用するガラス棒を一回ごと、きちんと水で洗ってから、次の水溶液につけるという、正確に実験するための約束事も守れましたね。
4校時は2組です。
2組は、炭酸水に溶けているものの正体を見つける実験に取り組みました。
子どもたちの予想は、酸素、窒素、二酸化炭素。
では、どうすれば、それが確かめられるのか?
「酸素だったら、火が盛んに燃えるはず。」
「火が消えるのは、二酸化炭素。」
「窒素も火が消えるよ。」
「二酸化炭素だったら、石灰水が白く濁るはず。」
どうやったら、確かめられるか分かったところで、ではさっそく、何の気体が溶けているのか調べてみましょう!
炭酸水に溶けている気体を取り出す方法は、水上置換という方法で泡を集めます。
このやり方も、サポートティーチャーの先生から教えていただきました。
その後、グループで手分けしながら、集まった気体の中に石灰水を入れたり、火のついた線香を入れたりして確かめます。
その結果、気体を入れた試験管に火のついた線香を入れるとたちまち消えました。また、同じく気体を集めた試験管に石灰水を入れると白く濁りました。
この2つ結果から、子どもたちは、「炭酸水に溶けている気体は二酸化炭素である。」とまとめました。
しかし・・・、本当に二酸化炭素は水に溶けるものなのでしょうか?
そこで、ペットボトルに水と二酸化炭素をそれぞれ半分入れ、しっかりと栓をして、シェイクする実験にとりかかることに。すると・・・あら不思議、ペットボトルがペコっと凹みました。
ペットボトルの側面がへこんだのは、二酸化炭素が、水に溶けたためだからであることが確認できました。
今日は、サポートティーチャーの先生と一緒に実験したおかげで、いつも以上に専門的で手際よく、かつ正確に実験することができましたね。
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