鳥川小学校日誌

4年生算数科  角の大きさ

 4年生の算数科は現在、角の大きさの学習をしています。
 今日6月26日(水)の2校時、2組の教室では、180°より大きい角の大きさを調べる方法について考えました。

 一人ひとりがしっかりと考え、いくつかの方法を導き出していました。

 180°に残りの角度を足すやり方
 270°や360°から引いて求めるやり方
 補助線を引いたり、分度器をひっくり返したり・・・・

 水平状態が180°(2直角)、3/4回転が270°(3直角)、1回転が360°(4直角)というように、角の大きさを回転の大きさとして捉えることは、子どもたちにとっては今までにない感覚であり、抵抗感をもつ場合もあります。
 でも、多くの子どもたちが、これまでに学習したことをきちんと活かしながら、課題に取り組んでいて「素晴らしいなぁ。」 と思いました。
 自力で解決した後に、隣同士で自分の考えを説明し合い、分からない点や自信が持てなかった点を素直に質問しあって教えあう姿も素敵でした。
 優しい気持ちで聞くルール・話すルールが、クラスの中で定着していますね。
 また、ノートに書いた自分の考えをデジカメで撮影し、そのデータを教師用のパソコンに送って共有し、友だちの考えと見比べるなど、ICTを上手に活用しているところも感心しました。

 間もなく7月。1学期のまとめの時期を迎えます。
 2組の子どもたちの学習の積み重ねが感じられた算数科の授業でした。
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