鳥川小学校日誌

6年生算数科 データの特ちょうを調べて判断しよう

 6年生の算数科は現在、「データの特ちょうを調べて判断しよう」という単元の学習にはいりました。
 与えられたデータを、ドットプロットに表してみたり、度数分布表や柱状グラフ(ヒストグラム)に表してみたり、平均値や中央値、最頻値などの代表値を比べて考察してみたりと、様々な角度からその特徴を調べていきます。

 今日12月7日(木)の2・3校時は、2組の子どもたちが、「1~3組の縄跳び記録の特徴から優勝クラスを予想し、その理由を伝え合う。」という課題に取り組んでいました。

「平均をみると、優勝は〇組だと思うけど・・・。」
「散らばり具合だと、△組だと思うな。」
「一番いい成績を出しているのは、何組かな?」

 思考を働かせ、読み取ったことをノートに書き出していきます。
 その後、自分が読み取った特徴について、友だちと相談したり、教え合ったり。

「△組の一番いい記録は〇だけど、低い記録が☆じゃん。ということは、成績にムラがあると思うんだよね。」
「〇組は、コンスタントにいい成績を出しているよ。だから、〇組が優勝するんじゃないかな。」
「◇組は、後半になるにつれて、いい成績になってきているのがわかるよ。」などなど・・・

 う~ん、鋭い分析! 多面的に把握したり、批判的に考察したりしていますねぇ。
 しかもデータから読み取ったことをもとに、しっかりと自分の意見を伝える姿もたくさん見られました。
 さすがは6年生、たいしたもんだ。

 子どもたちからは、根拠とともにさまざまな予想がだされ、この時間内にどのクラスが優勝するのかはっきりさせることは難しい状況…。

 この後の学習で、「平均値」や「最頻値」、「中央値」、「度数分布」など、さまざまなデータの表し方、読み方について、子どもたちはより深く学んでいきます。
 そして、学習を進めていく中で、調べ方によって見え方が違ってくることにも改めて触れていきます。

 それぞれの表し方のよさや、どのような場面で使用することが適切なのかを考え、どのクラスが優勝するのか、自分なりの予想を改めて説明できるようにしていきましょう。