鳥川小学校日誌

お互いを尊重して

教室訪問で見かけた、6年生の学習の様子を紹介します。

1組の教室は、道徳科の学習です。

 今日は、「友達」について考えていました。学級担任が事前にとったアンケート「男子(女子)のよいところ、直してほしいところ」の結果を確かめています。お互いによいところがあるけれど、どうしても素直に認められないときがあるなど、アンケートをもとに日ごろの自分たちの生活を振り返っていました。

 6年生の道徳科では、友達と互いに信頼し、学びあって友情を深め、異性についても理解しながら、人間関係を築いていくことについて、自分自身を見つめて考えていきます。

 

 2組の教室は、社会科の学習です。

 6年生の社会科では、日本国憲法について学習しています。「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」の3原則について、自分たちの生活と関連付けながら学んでいます。

 今日は、3原則の一つ「平和主義」について学習しました。子供たちにとって、戦争について教科書や資料集を読むだけではイメージすることがなかなか困難です。そこで、ICTを活用しデジタル教科書で、広島で原爆を体験した方の話を視聴する活動を取り入れました。実際に体験した方の話を聞くことで、子供たちにも戦争の悲惨さが伝わったのではないでしょうか。

 本校では、どの学年も子供たちが実感を伴って学習できることを大切に、学習形態を工夫していきます。