6年生国語科 模型のまち
今日10月17日(木)の2校時、6年2組の子どもたちが、国語科「模型のまち」を読んで、印象に残った表現をもとに心に残ったこと、みんなで読み深めたいことをまとめていました。
目で文章を追いながら、静かに考える子。
手に鉛筆やマーカーを持って線を引きながら考える子。
教科書のページをいきつ、もどりつ・・・。
「かっちゃんて、誰なのかなぁ。」
「圭太はなぜ、模型のまちを白くつくったのか。」
「真由は、なんで、転校生に興味を持ったのだろう。」
「なぜ、かっちゃんたちと遊んだときは、色がついた?」
「かっちゃんたちとのできごとは、夢なのか? それとも現実なのか?」
「亮が、かっちゃんに会えたのはなぜ。」 などなど
自分の感想や疑問は、デジタルで作成された一覧表にある、自分の記入欄にタブレットで入力します。
そしてこの一覧表は、他の友だちが何を書いたのかすぐに共有しあえるようにもなっています。
じつに多様な観点、多様なレベルで記述されているのがわかります。
リアルタイムで友だちの考えを知ることができるので、うまく言葉にできなかった自分の思いを、友だちの記述を参考にしながら入力する子もいました。
また、自分一人では気づかなかった点も、友だちの記述によって、「ほんとにそうだな。」と共感したり、「私はこう思った。」と新たな視点で考えなおしたり、「なんだ、そういうことか。」と読みの不足したことから生じる誤解が解決されたりする子もいました。
リアルタイムで交流することで、一人一人が「この物語から、××のことを読み進めようかな。」「〇〇について、読み進めてみたいな。」と、読みの方向性を見出すことがてきたようです。
次の時間にあらためて、個の「問い」を交流しあい、クラス全員で学ぶ「問い」にします。
きっと、この時間には、まだ輪郭がはっきりとしなかった「問い」が、よりはっきりとしてくることでしょう。
自分たちが作った「問い」。
一人一人が課題意識をもち、意欲的に読みあじわうことができそうです。
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