鳥川小学校日誌

6年生 学習発表会に向けて ビブリオバトルに挑戦

 6年生の学習発表会の演目は、ビブリオバトルです。

 一般的にビブリオバトルとは、参加者が、自分が面白いと思った本を紹介しあい、聞き手はその発表を聞いて、最後に一番読みたくなった本を投票で決めるというもの。
 票を一番多く集めた本がチャンプ本と呼ばれます。

 6年生はこれまで、国語の時間を中心に、数多くの本(文章)に出会いました。
 今回は、その集大成。
 「鳥川ビブリオバトル」と題して、学習発表会用にアレンジし、4つのグループに分かれ、様々な方法で自分たちの選んだお気に入りの本を紹介しあいます。

 今日11月8日(金)の1校時、体育館に2つのグループが集まって、練習をしていました。
 この時間に集まったグループは、どちらも、紹介したい本の一部を「劇」にして紹介するグループでした。
 
 どの場面を劇化するのか。
 台本はどうするか。
 誰が、どの役を演じるか。
 どうすれば、聞いている人をひきつける話しぶりができるのか。
 
 すべて、自分たちが中心となって考え、取り組んでいました。
 まさに6年間の集大成ですね。 たいしたもんだ。

 この時間は、出来上がった台本を見ながら、立ち位置や動きを確認したり、話しぶりや声の大きさを確かめたり・・・。
 そして、発表が終わったら、録画した自分たちの動画を見て、よかったところ、課題を話し合って、目指す姿を共有していました。
 いい学び方ですね。

 ビブリオバトルを通して子どもたちに付けてほしい力は、「伝える力」です。
 伝える力とは、自分の選んだおすすめ本のあらすじや好きなところ、感動したところ、魅力について自分自身の言葉で分かりやすく伝えること。

 発表まで、あと1週間あまり。
 残された時間を大事に使い、仲間と協力しながら、「伝える力」のブラッシュアップ、がんばってね。期待しています。