3年生国語科 サーカスのライオン
3年生の国語科は現在、「サーカスのライオン」を学習しています。
今日10月10日(火)の2校時、2組では、第3場面を読み、じんざの様子や行動から、じんざの気持ちの高まりを読み取る学習に取り組んでいました。
前時までの学習の様子が、模造紙にまとめられ、教室の壁面に掲示されています。
1の場面の心情曲線では、じんざの気持ちは、落ちていましたが、2の場面では、気持ちがグッとあがってきました。
さて、3の場面ではどうでしょうか?
「じんざは、もうねむらないでまっていた。」
「じんざは乗り出して、うなずいて聞いていた。」
「じんざの体に力がこもった。」
「『・・・ようし、あした、わしはわかいときのように火の輪を五つにしてくぐりぬけてやろう。』」 などなど
子どもたちのワークシートを見ると、じんざの気持ちの変化がわかるところに、サイドラインがしっかり引けています。
そこから感じたこと、考えたことは何でしょう?
一人ひとりがシートに書き込み、その意見を友だちと交流します。
近くのお友だちと話し合いをすることで、自分の考えに自信が持てますね。
交流した意見を踏まえて、発表です。
「好きじゃないチョコレートもらったのは、男の子が毎日来てくれることがうれしかったからだと思う。」
「自分のことを心配してくれたことがうれしい。」
「じんざの体に力がこもったは、やる気の表れ。」
「男の子のために昔を思い出して、勇気が出てきたんだと思う。」
多くの子どもたちが手を挙げて、自分の意見を発表します。
「やる気が出てきて、火の輪の数が、まえは2~3個だったのに、5個に増えたよ。」
「前は、じんざの目は、白く濁っていたのに、ぴかっと光ったのは、やる気が出たからだと思う。」
友だちの意見に付け足しなのか、ちょっと違うのか、同じ部分に線を引いていても、いろいろな意見が出ます。
みんなの発言によって、どんどん授業が広がります。そして深まります。
じんざの思いが分かる本文中の言葉に着目しながら、火の輪くぐりへの意欲を奮い立たせていくじんざの気持ちの高まりに気付くことができましたね。
ホワイトボードに描かれた、じんざの心情曲線が、さらにグッとあがってきました。
いよいよ次の時間は、第4の場面、クライマックスです。
命をかけて男の子を救った、じんざの思いに迫ります。
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