鳥川小学校日誌

6年生国語科 イースター島にはなぜ森林がないのか

 6年生の国語科は現在、「イースター島になぜ森林がないのか」という教材文で学習しています。
 単元名は、「筆者の論の進め方をとらえよう」。
 ただ説明文に書かれていることを理解するだけでなく、文章全体の構成を捉え、筆者がどのような論の進め方をして説得力を高めようとしているかについて考えます。
 6年生ともなると、随分と高度なことに挑戦するものです。

 今日6月10日(月)の5校時、1組の子どもたちが、これまで教材文を読んで学んできたことをもとに、筆者の論の進め方の工夫について、学びあう授業がありました
 校内研修の場でもありましたので、指導助言の外部講師(御山小学校 高澤校長先生)にも参観していただきました。

 子どもたちは、この時間までに学習してきた表現の工夫である「問いかけ」や「複数の事例をあげること」、「原因→結果という記載の順」、「時間の経過に沿った記載」などのよさについて、考えました。

 めあてをしっかりととらえ、授業に臨んでいる子が多く、多数の子の手が挙がります。

 一人ひとりが、理由もつけてノートに自分の考えを書いていました。
 自分の考えがうまくまとまらなかったり、適切な言葉が思い浮かばなかったりしたときは、ペアの話を聞いたり、近くの友だちと交流したり。

 書いては考え、聞いては考え・・・。
 意見を出し合って考えを広げ、聞き比べてさらに自分の考えを深めていく・・・。
 いい学びの姿です。

 真剣に課題に取り組む6年1組の子ども達の姿が、たくさん見られた授業でした。

 放課後は、参観した先生方で授業研究を行い、多くの学びがある一日になりました。