鳥川小学校日誌

6年生理科 水溶液の正体は!?

 6年生の理科は、「水溶液のせいしつ」の学習をしています。

 今日9月15日(金)の2校時、2組の子どもたちが、理科室で、5つの水溶液を区別するための実験をしました。
 5色のテープが巻かれた試験官に入った水溶液(食塩水・炭酸水・重曹水・アンモニア水・塩酸)が、それぞれどの試験管に入っているのかを確かめます。
 見た目は全部、無色透明です。

 まずは、どうしたら区別することができるのか、みんなで話し合います。
 その結果、この時間は「蒸発させてみる」という見通しのもと、実験を行いました。

 蒸発皿に白い粉のようなものが残ったもの と そうでないもの。
 強烈なにおいがするもの と そうでないもの。

「白い粉が残ったのは、食塩じゃないか?」
「においがしたものは、アンモニアかな?」など、推理が進んでいきます。

「実験では五感を使って」と言われますが、その典型ですね。

 でも、この時間で、すべてを明らかにするのは難しそうです。
 次は、どんな方法で区別をしていくのか・・・?

「比較」して、「分類」して、「関連付け」て「整理」して・・・
これまで学習してきたことを生かしながら、水溶液の性質や働きを調べていきましょう。

 ただ実験するだけでなく、見通しをもち、様々な知識を相互に関連付けていく学習を通して、問題解決する力を鍛えています。