鳥川小学校日誌

5年生理科  もののとけ方

 5年1組の理科は、単元「もののとけ方」の学習にはいりました。
 今日12月12日(火)の2校時は、その1時間目。
 水に入れた食塩がどうなるか観察し、気付いたことや疑問に思ったことを話し合います。

 食塩を水に溶かすという経験は、多くの子どもたちが、日常生活の中でしていることでしょう。
 でも、あらためて、とける様子やとけた後の様子を意識的に観察した経験ある人は少ないはず。

 食塩を指でひとつまみ。パラパラと水の中へと入れ、食塩の粒がどうなっていくかをじーっと見つめます。

 すると、ビーカーの底に落ちていく途中の食塩の粒や底にたまった食塩から、モヤモヤしたものが・・・
 興味深げに観察する子どもたちの表情は、少しの変化も見逃すまいと真剣そのもの。

 おそらく、一生のうちで、こんなに本気になって塩が水に溶ける様子を見る経験、そうあるものではないでしょうね。
 あらためて、直接体験の大切さを感じます。

 やがて底に沈んだ食塩は、かき混ぜられ、見えなくなってしまいました。

 水に溶けた食塩はどうなったのでしょう?
 見えなくなったからなくなったの? 

「いや、見えないけれど、水の中にあるよ。」
「溶けても、食塩はあると思う。」

 じゃあ、それはどうしたらわかるの?

「重さとか・・・」
「体積!」

 これ以外に、疑問に思ったことやこれから調べたいことはないかな?
 ものを溶かすときに関係する条件はなんだろう?

「温度とか」
「水の量!」
「塩の量も」
「粒の大きさとか」

 担任の先生からの問いかけに、いいつぶやきがたくさん聞こえ出します。
 もののとけ方への関心が高まってきた子どもたち。
 次の時間は、どんな実験をするのかな? 楽しみですね。