鳥川小学校日誌

2年生国語科  うれしくなることばをあつめよう

 2年生の国語科では現在、「うれしくなることばをあつめよう」の学習をしています。
 相手がうれしくなる言葉を集めながら、話をつなぐために大切な受け止めや質問の仕方について考え、話を上手につなぐことを目指す授業です。

 今日9月29日(金)の2校時、2組の教室では、教科書の話例の中から、話がつながるような言葉を見つける学習に取り組みました。

 前の時間までに集めた、友だちと会話している時に「言われてうれしくなる言葉」や「態度・しぐさ」をもとに、近くのお友だちとグループで話し合いを進めます。

「『ぼくも』に線引いた。」
「ぼくも同じ。相手の話を聞いて、『ありがとう』、こっちにも『ありがとう』って、同じこと言っているもんね。」

「ぼくは『ですか。』もそうだと思うよ。だって、相手に質問しているもん。」
「あぁ、私も同じところに印をつけたよ。」
「じゃ『なるほど』は? これって、昨日勉強した『あいずち』じゃない?」
「そうそう。私も同じ。線引いた。」 などなど

 それこそ、意識していないうちに、言葉をつぎながら話し合いをしていました。

 友だちの「うれしくなることば」を聞いていると、心がほのぼのとしていきますね。

 子どもたちは、これまでの日々の積み重ねで培われてきたであろう「学習に臨む姿勢」で、しっかりと取り組んでいました。
 机の上の学習用具も精選され、みんな学習しやすい環境がつくられていました。
 グループでの学習もさっと集まって、すぐに対話が始められていたところにも感心しました。

 さすがは、“先輩”2年生です。

 「互いの話に関心を持ち、相手の発言を受けて話をつなぎながら、尋ねたり応答したりし、話し合う」こと。

 この単元の学習で身につけるスキルは、なにも国語の学習に限られたものではありません。
 他教科でも、日常生活の会話にも活かしていきたいものです。

 また、ポジティブなメッセージを伝え合うと、教室の空気が変わります。
 ほめ合う心地よさを経験した子どもたちは、いろいろな場面で、ほめ合う活動をすることでしょう。

 昨年度から、全校で取り組んでいる「やさしい気持ちで聞くルール」と合わせて、意識して、使っていきましょうね。

              

  子どもたちの確かな学びのためには、先生自身も、授業力や専門知識を高める研修が欠かせません。
 今日の放課後も、参観した主に低学年の先生方で、授業研究会を開きました。

  
 先生同士が相互に参観することで、若手の先生が先輩の指導技術に学んだり、ベテランの先生が教材研究を深めたりしています。
 先生も、日々勉強です。