鳥川小学校日誌

心のバリアフリーってなあに?

 4年生は、心のバリアフリーについてみんなで考えています。

「ちょっとだけ前に進んで…。」

「ちゃんと書いてね。」

「ちょっと」や「ちゃんと」という言葉、よく使うけれど、実はわかりにくいと感じる人がいることを気にしたことがあまりないのではないでしょうか。

担任が「ちゃんと」星の絵をかいてみると・・・。

「ちゃんと」では、どのようにかくのか、どこまでかくのかうまく伝わらないことを実感しました。

「言葉で、『ちゃんと』がわかるように伝えるにはどうしたらいいだろう?」

と、担任が問いかけると、

「最後までかく。」

「5本かく。」

等々、いろいろ考えますが、とても難しいことを改めて実感しました。

 いつも自分たちには当たり前と感じていることが実は困難に感じている人がいることに、冊子を使って書き込みながら学習することで改めて気付くことができました。

 

 誰もが安心して生活するためには、設備整備だけではなく、偏見などの意識(心)のバリアを取り除くことが大切で、子供のころから「知ること・気づくこと」が必要なのです。(「福島市観光ノート」HPより)

 とりかわっ子一人一人が、福島市の目指す「誰にでもやさしいまち ふくしま」を実現する市民として自分から行動できるようになることを願っています。