福島市立庭坂小学校
1月5日に出勤した職員みんなで印刷室の掃除をしていたところ,片隅から銅版画のコピーが出てきました。庭坂小学校の西側に湯町という地名がありますが,その由来を書いたお手紙が添えられていました。滝川次男さんから頂いた物と思われますが,明治18年に高湯温泉から木管でお湯を引いて温泉場として大変賑わった,という内容です。「日本博覧会出版所銅板部製」と書かれています。その頃の道路は8間(約15m)あったといいますから,とても賑やかな町並みだったということが伺えます。
湯町の温泉場(高湯と地図には標記されていますが)はわずか10年で引き湯を止めてしまったそうですが,昔から宿場町として栄えた庭坂ですから,調べてみるといろいろと面白いことがありそうです。