福島市立庭坂小学校
東北地方太平洋沖地震から5年目の平成28年3月11日(金)に庭坂小学校では,全校集会を行い,東日本大震災の被害やそこからの復興への努力について考える時間を持ちました。
6年生は当時1年生でした。1人1人がそのときの思い出や下級生へのメッセージを書きました。代表の4人がそれを発表し「水や電気のない生活のことや,避難訓練の大切さ,人が助け合うことの大切さ」などを話してくれました。先生方からも当時の出来事や思い出を話してもらいました。校長先生は阪神淡路大震災の時に作られた歌「しあわせ運べるように」を,神戸の小学生が手話をしながら歌う映像を流し,震災で自宅が倒壊する被害を受けた小学校の臼井真先生が地震から2週間後に4時間で作った歌であることや,あちこちの避難所や様々な場面で歌われ,震災にあった東北の人たちを勇気付けたことを話してくださいました。
最後に全校生で,亡くなった方々と,これから精一杯生きていくことを誓って黙祷をしました。
「16年も経っても人々を勇気付けてくれた歌の力はすごいと思った。」と2年生が集会の感想を話してくれました。
【代表で思いを発表】 【教師も当時の思い出を】 【校長先生のお話】
【6年生の思い出】 【全校生で黙祷】