庭坂小学校日誌

能登半島へ届け! 庭坂っ子276名の思い!

 

「石川の人たちのために・・・」と立ち上がった実行委員12名により、先週まで行われていた能登半島地震募金活動。

そこで集まった義援金の寄託式が、今日、日赤県支部JRC指導講師の阿部様を迎え、実行委員11名(1名欠席)が参加して行われました。

1 始めの言葉

2 実行委員代表の言葉

◆ ぼくは3学期「人のためになることをしたい」というめあてを立てました。それは、中学生に向けて人に頼られるような人になって小学校を卒業したいと思い、それに向けての第一歩として、そう考えたからです。また、4月のJRC登録式で誓いを立ててJRCの一員となりました。その誓いには、「わたくしは 青少年赤十字の一員として 心身を強権にし 人のためと郷土のため 国家と世界のために尽くすことを誓います」と書いてあります。また、校長先生から「最高学年として庭坂小学校のJRC活動を引っ張っていってください」という話を聞いて、最高学年の責任をもって行動しようと思いました。4日間募金活動をすると、10万5961円集まりました。2回募金してくれた人もいたし、先生方もみんな協力してくれました。

◆ わたしは、卒業式にどのような自分になっていたいかを考えた時、世界のことを考えられるようになりたいと思いました。そして、1月のめあてとして、能登半島地震へどのような取り組みが行われているのか、私たち6年生にもできることはないか考えたいと思いました。募金をしたり物資を送ったり、手紙を書いたり、たくさんの支援が送られていることがわかりましたが、東日本大震災でどのような支援が役に立ったかを調べたり、家族のアドバイスもあって募金をしたいと思いました。そこで、この思いを周りの人に伝えたら、みんな同じ気持ちだったことがわかり、全校生に呼びかけて募金を集めようということになりました。ぜひ、能登半島の方々に届けてください。よろしくお願いします。

3 義援金寄託

4 日赤県支部様のあいさつ

5 終わりの言葉

 先日のブログで、実行委員組織で募金活動を始めたことや、自分のお年玉からでしょうか、それともお小遣いからでしょうか、自分の大切なお金を募金箱に次々と入れている子供たちを誇りに思うということを書きましたが、今日の寄託式での実行委員代表2名の言葉を聞いて、この活動に至る動機や思いを改めて知り、再び感動するとともに、一層、本校児童への誇りを深めた義援金寄託式でした。

 東日本大震災時、原発事故に立ち向かった50人を、外国のメディアは「福島フィフティ」と呼んで称賛しましたが、今回の募金に関する行動は「庭坂12(トゥエルヴ)」と呼ぶに値する素晴らしい活動だったと思います。(「自画自賛」ならぬ「自校児童自賛」で恐縮ですが・・・)