庭坂小学校日誌

今日の給食 ~ソフト麺と中華麺~

<ソフト麺と中華麺>

この辺の地域の学校給食で使われる麺には「ソフト麺」(正式には「ソフトスパゲッティ式麺」)と「中華麺」 がありますが、今日は「中華麺」でした。(メニュー名は「キムチラーメン」)

そんな折、ネットニュースで『なぜ給食の人気メニュー「ソフト麺」は消えたのか…平成後期に起こった「学校給食の大転換」の意外な背景』なる記事を見つけました。

昭和50年代初頭ごろから学校給食の主食の一つとして導入されてきたソフト麺。それから50年近く経過し、ソフト麺製造の機械や工場の老朽化の問題、乾麺を茹でたり冷凍麺を使ったりする方向にシフトする給食施設が増えてソフト麺の需要が減ってきたことなどが背景との内容でした。

皆さんは、あの伸びに伸びてコシのない柔らかい食感の「ソフト麺」に懐かしさを感じる世代でしょうか? それとも?(本校給食では、2種類の麺を交互に使う献立だそうですので、年明けの麺の日はソフト麺だな。)

今日の給食メニューからもう一つ。

<冬至かぼちゃ>

学校給食は食育も兼ねていますから、季節の食材を生かしたメニュー、日本や地域の伝統料理も出ます。22日の冬至を前に、今日は「冬至かぼちゃ」が出ました。でも、これが・・・・・・・・・・・・・・(いつもより長く・を打っています) 「調理員泣かせ」のメニューなんです・・・・・・・この「冬至かぼちゃ」の日は残滓が多いんだそうです。どうやら現代っ子は「あずき」「あんこ」が嫌いなようで・・・

「あんこ」と聞くと私は、まんが日本昔ばなし「あんころもちこぞう」の「おらぁ、あんころもちがくいてぇ」(声優の常田富士男さん風に読んでください)のセリフが忘れられませんが、あんこぐらいしか甘いものがなかった時代、それも頻繁には口にすることができなかった時代とは隔世の感がありますね。(昨日の給食はケーキだったし・・・)

給食の冬至かぼちゃ、今年もいっぱい残ったのかなぁ・・・・

冬至を控え、各家庭でも「冬至かぼちゃ」や「柚子湯」などを話題に、「なぜ冬至には冬至かぼちゃを食べるのか」「柚子湯に入るのか」などを話して聞かせ、食育のお手伝いをいただけたらありがたいです。