10/11(水)、5年生がふるさと学習で進めている「米作り」の「稲刈り」を行いました。
実は、10/10(火)に予定していたのですが、「どうやら、連休中に雨の日があり、10日の天気もあまり芳しく無く、11日に延期したほうが良さそうだ」との講師陣の判断により、連休前の6日に延期が決定していた上での、この日の稲刈りでした。
そして、その読み通り最高の秋晴れの下、稲刈りが行われたのでした。
まずは、米作り名人たちの「天気を読む目」の確かさに感服ですっ! さすがっ!!
さて、いよいよ稲刈り。当然、体験学習ですから、鎌で一株一株手刈りです。そして、それをわらで束ねる。この作業をペアで行いました。
《ここで稲刈りノウハウ》
束ねるわらにも一工夫あり。それは、昨年の稲刈りで出たわらを保管しておき、稲刈り前に、頃合いを見計らって、濡らしておくのです。乾燥したわらより縛りやすいというわけですね。なるほど、先人の知恵は素晴らしい!
とはいえ、この束ねる作業は子ども達には難しい作業です。ここで活躍するのが・・・そう、インターネットです! 「稲刈り 手刈り 束ね方」とでもキーワードを入れて検索すると・・・いくらでもその動画が出てきます。
昔の知恵と現代のテクノロジーの融合!
5年生は、その動画で難しい稲束ねを予習して臨みました。ですから、みんな上手に束ねていました。たいしたもんだ!
これでも稲刈りは終わりません。次は乾燥させる準備です。この稲の干し方は、地方・地域によって色々あるようですが、庭坂地区は「杭掛け(くいがけ)」です。杭を2つの稲束ではさみ、稲穂の向きが重ならないように気をつけながら、井桁に積み上げて乾燥させます。
さらに、来週はもう一度この作業を繰り返す「積み替え」を行います。
こんなに立派に積み上がりました!