学校日誌

薬物乱用防止教室を開催しました

  1年生を対象とした本年度の薬物乱用防止教室を,2日午後,体育館で開催しました。講師は本校薬剤師の荒井亮人先生にお務めいただきました。
  最初に「芸能関係者が薬物使用で逮捕されるというニュースを耳にします。薬物使用者は,悩んでいる時や落ち込んでいる時に,甘い言葉に惑わされて薬物に手を出す場合が多いのです。薬物は人間の心の隙間に忍び込んでくる怖い存在なのです。」という説明を受けました。そして,合法ハーブや合法アロマ,バスソルトなど,ネットで身近に手に入れることのできる危険薬物の存在や,乱用により運動,記憶,性格をコントロールする脳のシステムが犯され,幻覚や妄想といった具体的な危険性について話題が進みました。
  先生が,最後に強調されたのは「自分の体を守るのも,自分の体に薬物を入れるのも自分自身である。将来,薬物使用の誘惑を受けた自分を守るのは『“誘いを断る勇気”と“うそを見抜く力”』である。」という言葉でした。