学校日誌

インターネット依存防止について意見交換 ~学校保健委員会~

   17日(木)午後,今年度の学校保健委員会を開催しました。
   学校保健委員会は,学校における健康に係る諸問題を協議し,学校と家庭,地域社会が連携して,生徒の「健康づくり」を推進する組織として位置付けられています。本委員会の開催は,生徒が充実した学校生活を送るための基盤となる「心身の健康」にとってとても重要であり,その成果は楽しい学校生活の基盤づくりや,学力向上につながると考えております。
   本年度は「インターネット依存防止」をテーマに設定しました。まず最初に,本校生徒のインターネット使用に関するアンケートの結果について担当から説明をしました。その後,学校医の鴫原先生から「中高生のネット依存やトラブル」と題して,お話をいただきました。最後に,参加者を3つのグループに分け,学校におけるネット依存を防ぐための働きかけ,家庭におけるネット利用の現状等について意見交換をしました。学校からは,長時間のネット利用が原因と思われる生徒の現状をお伝えするとともに,家庭における保護者のジレンマや苦悩についても知ることができました。
  協議の後,ご多用中のところ参加いただいた3名の先生方から貴重なお話を頂戴しました。学校医の鴫原先生からは「ネット利用のルール作り」について,学校歯科医の桑名先生からは「ブラッシングの生活習慣の確立」について,学校薬剤師の荒井先生からは「薬に依存しない生活とアルコール消毒」についてご教授いただきました。
   それぞれの立場から,テーマに関する現状や課題が示され,実行可能な対応策等を共有化できたことは,参加した教職員やPTA役員の方々にとって,貴重な研修の機会となりました。