日誌

あったか「けんちん汁」

 今日の吾妻地区は、冷たい雨の降る寒い一日でしたが、給食の温かい「けんちん汁」を食べて、元気に過ごしました。

〈献立〉麦ごはん、牛乳、さばのみそ煮、ひじきのいそ煮、けんちん汁

〈ひとくちメモ〉今日のひとくちメモは「ちくわ」です。

  当初、竹輪はすりつぶした魚肉を棒に塗りつけて焼いたものが植物の「蒲の穂」に似ているかことから、「蒲鉾」と呼ばれていました。この「蒲鉾」がはじめて文献に現れるのは平安時代で、祝宴にかまぼこが出されたことも記載されており、すでにこの頃にはかまぼこが食べられていたことがわかります。

 室町から桃山時代の頃になると、現在「か まぼこ」と呼ばれている板付きのものが作られるようになり、そちらが「かまぼこ」と呼ばれるようになりました。

 そのために、それまでかまぼこと呼ばれていた竹輪は、串を抜いて輪切りにした切り口が、竹の輪の形に似ていることから「ちくわかまぼこ」と呼ばれるようになり、略して「竹輪」と呼ばれるようになったそうです。