福島市立渡利幼稚園
「しっぽ取りゲーム」に「たまご集め大作戦」で遊びこんでいます
「遊ぶ」を進化させたのが「遊びこむ」です。「遊びこむ」ことで子どもはいろんなことを学んでいます。そんな姿をご紹介します。
<しっぽ取りゲーム>
年少もも組さんは、2チームに分かれ、おしりにしっぽをつけて取り合います。しっぽを多く取った方が勝ちですが、はじめた頃は、しっぽをたやすく取られる子がたくさんいました。
そこで、「どうすればしっぽを取られないか」、集まって考えたり話し合ったりしました。
すると、最後までしっぽを取られない友達がいて、その動きを見てて気が付きました。
「そうか、相手にお尻を見せなきゃいいんだ!」
そして生まれた逃げ方が、この写真の黄色帽子さんのような姿でした。
<たまご集め大作戦>
年長ほし組さんは2チームに分かれ、ゾーン内のたまごを多く集めた方が勝ちというゲームをします。
大事なのはチーム作戦です。作戦ボードを使って作戦を立てます。
ゲームのルールは、遊びこむ中でみんなで考えながら進化させました。例えば・・・
① 相手にタッチされたら、氷になって動けない。仲間にタッチされたら動けるようになる。
・・・ある日、全員が氷にされてしまい、相手チームが圧勝してしまいます。
・・・一人だけ氷にならない人作ろう。ファイヤーさんだ!(ナンバー1の子がファイヤーさん)
② ファイヤーさんは氷にならずに自由に動け、仲間を助けたりたまごを取ったりします。
・・・ある日、ファイヤーさんが仲間と手をつないで動く作戦を思いつきます。
・・・ファイヤーさんと手をつないで動けば、氷にならない人が増えていいぞ!
③ 手をつなぐのはずるい・・・じゃあ、そのルールについて話し合おう
手をつなぐのは「あり? なし?」・・・うちもその作戦使いたい、だから「あり」
・・・全員手をつなげば・・・いやいや、それでは手が使えずたまごが取れないぞ・・・
このようにして、遊びこみ、学びあっています。がんばれ 渡利っ子。
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