大会 コンクール 観戦記
2025年7月10日 10時41分今年度は、中体連の大会の在り方が大きく変更され、福島支部大会はなくなり、県北大会から始まることとなりました。大会会場が離れているケースが多く、観戦に向かってみたけれども大事な場面を見逃すなど、うまく巡回できないことがあり、悔しい気持ちや申し訳ない気持ちになっていました。
試合数は決して多くはなかったのですが、観戦できたときの各部の様子を見て、感じた共通点は、「チームで戦う姿・協力し合う姿」でした。どの競技も試合には「流れ」があります。よい流れのまま実力を発揮することは簡単なことではありません。各会場で、特に「悪い流れ」のときに、監督・コーチ、チームメイトの一言や控え選手・保護者の応援などにより、選手が本来の自分を取り戻す場面を何度か見ることができました。
夢中になって取り組んでいる中学生に、大人が感じたことを助言することや、気持ちが負の方向に向かっているときの心からの応援は、選手の大きな力になるものだということを改めて実感しました。
3年生の中には、この上ない達成感を感じた人も、悔しい気持ちを抱いたまま部活動を終えた人もいたことと思います。自分自身の形成途上である中学生にとって、何かにチャレンジして、そのことから湧いてきた感情を言語化することが、とても大切だと思っています。言葉にしたことを次の目標に生かせるよう期待しています。