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校長通信

健康で明るい生徒

 「健康で明るい生徒」は本校の教育目標の一つです。天気の良い日は気持ちよい季節です。昼休みになると多くの生徒が外で遊んでいます。「体を動かしたい」「仲間と遊びたい」と思うことは、とても大切なことで、いつまでも持ち続けたい気持ちだと思っています。

 昼休みの校庭を見て幸せな気分になりました。

ICTの衝撃

 中学校の各教科の授業においても、ICTが様々な形で活用されています。3年生の授業を見に行くと、大型テレビに映し出されたQRコードをタブレットで読み取り、学習したばかりの「受動態」についてのクイズに答えていました。アニメーションが回答意欲を駆り立て、楽しみながら学習していました。正答率や回答の速さなどがリアルタイムで分析されていて、理解の度合いを認識し、復習していました。恥ずかしい話ですが、「これどうやって作ったの?」「いつの間に作ったの?」「生徒が慣れているので、いつもやってるの?」など疑問が次々とわいてきました。コロナ禍の間に、急激に進化したことはわかっていましたが…。

 本校にも若手教師が増えています。ベテランの中にもICTのエキスパートがいます。それぞれの得意分野を生かしながら、より良い授業を創造していきたいと思ったひとときでした。

道徳科の授業から

 4月15日(月)から時間割により授業が本格的に始まりました。授業をとおして一人一人に確かな学力が身に付くことを願っております。

 4月19日(金)の5校時は、各学級で担任による道徳科の授業が行われていました。2年生は「テニス部の危機」を読んで、集団の一員としての在り方を考えていました。

 ある学級では、意見の食い違いがあったときに、「話合いで解決できると思う人」と担任が聞くとパラパラと手が挙がります。その後「話合いのよさってなんだろう?」と問われると、教室には真剣に考える雰囲気が漂いました。

 世界に目を向けると、話合いでは折り合いが付かず、戦争が続いている地域があります。悲しいことです。将来、平和で民主的な我が国の担い手として、相手の立場を理解しながら話合いができる野田中生であってほしいなあと思いながら参観していました。

修学旅行記

 3年生とともに、4月10日(水)から2泊3日で関西方面の修学旅行に行ってきました。まずは、計画通りに目的を達成することができた旅行になりましたことを報告します。

 3日間、天気に恵まれ、上着を着ていると暑いと感じる日もありました。桜の花も残っていて、時折風で舞い散る花びらが京都の風情にぴったりでした。

 感心するのは、3年生が自分たちで決めたスローガンを意識して行動していたこと。出発式や到着式の実行委員会代表のあいさつに、その強い思いが込められ、マナー守って行動しようとしている姿を誇らしく思いました。

 また、同行した養護教諭の出番がほとんどない旅行でした。体調を崩す生徒が一人もいなかったのは、一人一人の心がけがよかったことと居心地のよい集団であることの証だと思います。

 カメラマンやホテルの方々からも「素直で感じのよい生徒さんですね」とお褒めの言葉をいただいています。楽しい旅行でした。御協力いただいた保護者、関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。