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校長通信

授業を磨く

 2学期が始まって1ヶ月が過ぎました。行事が次から次へとやって来る慌ただしい2学期ではありますが,年間指導計画の半分ほどが経過した今、教師にとっては、互いに授業を参観し、指導技術を高め合う絶好の時期です。盛んに研究授業を行っています。1年生の国語科では、比喩表現の効果を考える授業において、言葉を使って相手に伝えること楽しむ活動が。2年生の英語科では、級友の向いている仕事とその理由を伝え合う活動が。3年理科では、斜面を下る台車の実験をとおして、斜面の傾きと物体にはたらく力と速さの変化の関係を学ぶ活動が展開されました。本校生徒の学習状況を観察すると、非常によく頑張っています。我々教師は、「現職教育」という校内の研修システムにおいて、説明活動により伝え合いや振り返りによる何をどのように学んだのか確認することなどが、学力向上に向けて有効に機能しているかを検証しています。その検証の場のひとつが研究授業です。ご家庭におかれましては、授業内容を聞いて語り合うなどして、保護者の皆様にも知っていただくとともに、お子様が「授業内容を伝えること」で、一層深い定着につながるといいなあと思っています。