福島市立清水幼稚園
幼稚園ブログ
えんちょう通信 №23
「えんちょう通信 №23」を発行しました。令和2 えんちょう通信 №23 .pdf
えんちょう通信 №22
「えんちょう通信 №22」を発行しました。令和2 えんちょう通信 №22.pdf
えんちょう通信 №21
「えんちょう通信 №21」を発行しました。令和2 えんちょう通信 №21.pdf
えんちょう通信 №20
「えんちょう通信 №20」を発行しました。令和2 えんちょう通信 №20.pdf
ちゅうりっぷ組の砂遊び
ちゅうりっぷ組(4歳児)でも砂遊びが盛り上がってきました。裸足になってヒンヤリとする水に足を入れると「キャー」と歓声を上げて大喜び。満足するまで、いつまでも川の中を歩き続ける子もいます。「こっちの方があったかい!」と、日なたと日陰の水温の差を感じ取っている子もいます。
水がたまった場所を、先生がスコップで掘ってみせました。すると、水は掘った方にスーッと流れていきます。驚く子もいれば、じーっと見ている子もいます。
シャベルで掘って自分でも水路作りを試してみる姿も出てきました。
大好きな砂遊び
子どもたちは砂遊びが大好きです。ひまわり組さんの砂場では友達と協力しながら、大きなトンネルや山などを作ってダイナミックに遊んでいます。
大きな池を作るために、たらいにためた水をバケツで何度も運ぶ子がいます。たらいの中の水が少なくなって、バケツでは水が汲みづらくなりました。バケツを傾けたりひっくり返したりしてどうにか水を汲もうとしますが、なかなか上手くいきません。しばらくすると、近くに小さな容器を見つけて、それで水を汲むことを思いついたようです。バケツに水がいっぱいになると笑顔でみんなのいる大きな池に戻っていきました。
何気ない姿ですが注意深く見ると、子どもたちが自分の力で問題を解決しながら遊んでいるのがわかります。砂場ではそのような子どもたちの姿がたくさん見られるので、子どもたちも先生方も砂遊びが大好きです。
えんちょう通信 №19
「えんちょう通信 №19」を発行しました。令和2 えんちょう通信 №19.pdf
「むっくりくまさん」をして遊びました
ちゅうりっぷ組では「むっくりくまさん」(鬼ごっこ)をして遊びました。
円の中にいるくま(先生)は、子どもたちが歌う「むっくりくまさん」の歌が終わると目を覚まして追いかけてきます。みんな、歓声を上げて逃げます。顔をこわばらせて本当に怖がる子や半べその子もいます。なので、先生は最初のうちは誰もつかまえません。「悔しいなぁ、みんなの足は速いなぁ。」悔しがってみせると、子どもたちは「私たちの勝ちだー!」と近くの子と喜び合います。こわばっていた顔も少しずつ緩んでいきます。
みんなで歌う、みんなで逃げる、みんなでスリルを味わう。「みんなで」を繰り返すうちに遊びが楽しくなり、クラスの友達にも意識が向いていくようです。
みんなで「むっくりくまさん」をした後、先生がさりげなく、くまのお面を置いておくと、友達を誘って自分たちで「むっくりくまさん」を始める子もいました。
えんちょう通信 №18
「えんちょう通信 №18」を発行しました。読んでいただければと思います。えんちょう通信 №18.pdf
「まなざし」が子どもたちの心を育てます
朝の登園の時間です。元気よく「おはようございます。」と言って入ってくる子もいますし、小さな声の子もいます。一人で幼稚園に入るのが少し不安そうな子もいます。子どもたちは一人一人みんな違いますし、子どもたちには子どもたちなりの事情がありますから、みんな違って当然です。
この子どもたちが登園して来る朝の時間は、幼稚園にとって、とても大事な時間です。そして素晴らしい時間でもあります。
子どもたちが登園してくると、先生方は玄関に出て、一人一人に声をかけます。
「おはようございます。」「寒くなかった?」
「久しぶりだね、元気だった?」
先生方は身をかがめて、あるいは床に膝をついて一人ひとりの顔を見ながら話しかけます。また子どもたちが自分ひとりでシューズを履くのを、手を貸すのではなく、ずっとそばに寄り添って見守ってあげている先生もいます。
そういうかかわりがあって、子どもたちは安心しておうちの人から離れて、自分の保育室へ向かいます。友達との世界へ、勇気をもって踏み出していきます。
日々のそういう当たり前のことの繰り返しの中で、子どもたちは学んでいきます。少しずつ成長していきます。
子どもたち一人一人の可能性を信じる大人の優しい「まなざし」と語りかけによって、子どもたちは心豊かに育っていきます。赤ちゃんの研究をしている先生が、そういう意味のことを書いていました。(下條信輔1988『まなざしの誕生』新曜社)
来週からは、毎日、子どもたちが登園してきます。本当にうれしく思います。(文責 園長 佐藤一男)
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