幼稚園ブログ

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「ダンゴムシ ころんでたよ!」

 5月12日(火)は、年少のちゅうりっぷ組の子どもたちの登園日でした。22名が登園してきました。そして、今日14日(木)は、年長のひまわり組の子どもたちの登園日でした。年長のひまわり組も21名登園しました。

 子どもたちの明るく元気な声が園舎や園庭にもどりました。やはり、子どもたちがいてこその「幼稚園」なのだと心から思いました。

 12日の年少組の子どもたちの登園日は、とても良い天気で、子どもたちは園庭に出て、思う存分に遊び、活動することができました。ジャングルジムに登ったり、ブランコに乗ったりして、さわやかな風を体全体で感じていました。

 4月に入園した4歳の子どもたちにとっては、園庭はまだまだ未知の世界です。園庭でダンゴムシを探していた男の子が3人、プラスチックの飼育箱をかかえて、玄関にかけこんできました。

「ねえ、ねえ、ダンゴムシ ころんでたよ!」

(えっ? ダンゴムシが ころんだ・・・・・・。なんだろう?)

わたしは、よく意味がわからず、「それは すごいねー。」というのが精一杯でした。

 ダンゴムシは、植木鉢などをどかしてみると、すぐにつかまえることができます。つかまえると、手のひらの中で、くるくるっと丸まってしまいます。子どもたちはダンゴムシが大好きです。ダンゴムシをつかまえようとしたら、そのダンゴムシがコロコッと丸まった。それを、その子は「ダンゴムシ ころんでたよ」と言ったのかもしれません。いろいろ考えてみるのですが、本当のところはわかりません。でも、子どもはおもしろい表現をするものだなと、うれしくなってしまいます。本当に明るい気持ちになってきます。

 わたしたち大人は、子どもたちの健やかな成長を願い一生懸命に世話をして、育てます。でも実は、力をもらっているのは、わたしたち大人の方なのかもしれません。子どもには、そういうふうに周りを元気にする力があるのだと思います。

 久しぶりの登園日にそんなことを考えました。子どもたちは素敵です。(文責 園長 佐藤一男)