幼稚園ブログ

2020年6月の記事一覧

ちゅうりっぷ組の砂遊び

 ちゅうりっぷ組(4歳児)でも砂遊びが盛り上がってきました。裸足になってヒンヤリとする水に足を入れると「キャー」と歓声を上げて大喜び。満足するまで、いつまでも川の中を歩き続ける子もいます。「こっちの方があったかい!」と、日なたと日陰の水温の差を感じ取っている子もいます。

 

 水がたまった場所を、先生がスコップで掘ってみせました。すると、水は掘った方にスーッと流れていきます。驚く子もいれば、じーっと見ている子もいます。

 

 シャベルで掘って自分でも水路作りを試してみる姿も出てきました。

 

 

大好きな砂遊び

 子どもたちは砂遊びが大好きです。ひまわり組さんの砂場では友達と協力しながら、大きなトンネルや山などを作ってダイナミックに遊んでいます。

 大きな池を作るために、たらいにためた水をバケツで何度も運ぶ子がいます。たらいの中の水が少なくなって、バケツでは水が汲みづらくなりました。バケツを傾けたりひっくり返したりしてどうにか水を汲もうとしますが、なかなか上手くいきません。しばらくすると、近くに小さな容器を見つけて、それで水を汲むことを思いついたようです。バケツに水がいっぱいになると笑顔でみんなのいる大きな池に戻っていきました。

 何気ない姿ですが注意深く見ると、子どもたちが自分の力で問題を解決しながら遊んでいるのがわかります。砂場ではそのような子どもたちの姿がたくさん見られるので、子どもたちも先生方も砂遊びが大好きです。

 

「むっくりくまさん」をして遊びました

 ちゅうりっぷ組では「むっくりくまさん」(鬼ごっこ)をして遊びました。

 円の中にいるくま(先生)は、子どもたちが歌う「むっくりくまさん」の歌が終わると目を覚まして追いかけてきます。みんな、歓声を上げて逃げます。顔をこわばらせて本当に怖がる子や半べその子もいます。なので、先生は最初のうちは誰もつかまえません。「悔しいなぁ、みんなの足は速いなぁ。」悔しがってみせると、子どもたちは「私たちの勝ちだー!」と近くの子と喜び合います。こわばっていた顔も少しずつ緩んでいきます。

 みんなで歌う、みんなで逃げる、みんなでスリルを味わう。「みんなで」を繰り返すうちに遊びが楽しくなり、クラスの友達にも意識が向いていくようです。

 みんなで「むっくりくまさん」をした後、先生がさりげなく、くまのお面を置いておくと、友達を誘って自分たちで「むっくりくまさん」を始める子もいました。