先生方にも勉強は必要です。今日は、1年1組で道徳科の研究授業を行いました。

黒柳徹子さんの幼い頃の体験を綴った「父の言葉」という教材です。「わたし」と同じ病で、同じ病院に入院していた「女の子」。退院後も松葉杖をつきながら歩く「女の子」を見かけた「わたし」の行動について考える教材です。

どうすることが「思いやり」か。自分ならどう行動するか。書いたり、話したりして進んで思いを表現する1年生の姿に、成長が感じられました。心を育む道徳科の授業に、先生方も真剣に向き合っています。
9月17日(水)から21日(日)まで、湯野小学校と合同で「メディアコントロール週間」を実施中です。スマートフォンやタブレットがなかった昔は、みんながもっと顔を上げて生活し、相手の目を見て会話をするなど豊かにコミュニケーションが図られていたように思います。また、使い方を間違えると、メディアは心や体に悪い影響を与えることもあります。スマートフォンやタブレット等の普及によって生活は便利になりましたが、機械に振り回されるのではなく、意図ある使い方をしたいものです。今回の「メディアコントロール週間」をきっかけに、生徒自らがメディアの使い方について考え、学習とメディアのバランスを図った望ましい生活習慣を送ることができるよう、西根中学校区の小中2校で連携して取り組んでいきたいと思います。
今週は、東日本大震災関連の事業が続きました。8日(月)に内部被ばく検査を実施しました。10日(水)には、福島市環境衛生課放射線モニタリングセンターによる空間線量率測定と、福島県危機管理部原子力防災課による環境放射線モニタリング調査が行われました。そして今日、12日(金)は2・3年生の希望者を対象にした甲状腺検査を実施しました。

11日(木)で東日本大震災の発災から14年半が経ちました。それでもまだ、東日本大震災後の影響は残っています。
当時は生まれていなかった、もしくは幼すぎて当時の記憶はないであろう生徒たちですが、福島に生まれ、生きる者として「何があったのか」「どのようにして健康や生活を守ってきたのか」などを自分の言葉で語り継ぐことのできる人に育てていきたいと思います。

昨日の放課後の美術室の様子です。りんどう祭に向けて、ビッグアート係の活動が始まりました。どのような仕上がりになるか、とても楽しみです。3年生を中心に、みんな真剣に準備を進めていたので、そっと写真を撮りました。3年生が、1年生に優しく教えている姿が印象的でした。このような活動の一つ一つが、「下級生に伝えていくこと」「伝統をつなぐこと」なのかもしれません。
西口クリニック婦人科院長 野口まゆみ様を講師としてお迎えし、3年生を対象に「性に関する授業」を行いました。
「思春期のこころと体 ~きちんと知ってほしい性の話~」と題し、新しい命をつくる体の機能について教えていただきました。授業を通して、思いやりの心や、正しい意思決定と行動選択ができる能力を育むことがねらいです。

自分の人生を自分で選択するときの手助けになるようにと、「#つながるBOOK」 を紹介していただきました。ぜひ参考にしてほしいと思います。
9月17日(水)は生徒会役員選挙です。2年生の職場体験が終わり、今週から選挙活動が始まりました。朝、多目的ホールに行くと立候補者や選挙管理委員が集まり、打合せをしていました。立候補者は10名です。昼休みから、選挙活動が始まるとのことでした。1校時目の学級活動の時間には、各学級で、「学校の代表を選ぶための生徒会役員選挙で、投票する者としての責任」について考える時間を設けました。全校生は77名。一人一人の投票が、これからの学校づくりにつながっていきます。

昼休みになり、立候補者や責任者は、思い思いの場所で投票を呼びかけていました。多目的ホールにも、何人かの立候補者の姿がありました。教室で呼びかけている立候補者もいたようです。

学校をよくしたいと強い思いと勇気をもって生徒会役員選挙に立候補した立候補者の皆さん。その公約や思いを理解し、「この人になら西根中学校を任せられる」という立候補者に1票を投じてほしいものです。