今週は、東日本大震災関連の事業が続きました。8日(月)に内部被ばく検査を実施しました。10日(水)には、福島市環境衛生課放射線モニタリングセンターによる空間線量率測定と、福島県危機管理部原子力防災課による環境放射線モニタリング調査が行われました。そして今日、12日(金)は2・3年生の希望者を対象にした甲状腺検査を実施しました。

11日(木)で東日本大震災の発災から14年半が経ちました。それでもまだ、東日本大震災後の影響は残っています。
当時は生まれていなかった、もしくは幼すぎて当時の記憶はないであろう生徒たちですが、福島に生まれ、生きる者として「何があったのか」「どのようにして健康や生活を守ってきたのか」などを自分の言葉で語り継ぐことのできる人に育てていきたいと思います。

昨日の放課後の美術室の様子です。りんどう祭に向けて、ビッグアート係の活動が始まりました。どのような仕上がりになるか、とても楽しみです。3年生を中心に、みんな真剣に準備を進めていたので、そっと写真を撮りました。3年生が、1年生に優しく教えている姿が印象的でした。このような活動の一つ一つが、「下級生に伝えていくこと」「伝統をつなぐこと」なのかもしれません。
西口クリニック婦人科院長 野口まゆみ様を講師としてお迎えし、3年生を対象に「性に関する授業」を行いました。
「思春期のこころと体 ~きちんと知ってほしい性の話~」と題し、新しい命をつくる体の機能について教えていただきました。授業を通して、思いやりの心や、正しい意思決定と行動選択ができる能力を育むことがねらいです。

自分の人生を自分で選択するときの手助けになるようにと、「#つながるBOOK」 を紹介していただきました。ぜひ参考にしてほしいと思います。
9月17日(水)は生徒会役員選挙です。2年生の職場体験が終わり、今週から選挙活動が始まりました。朝、多目的ホールに行くと立候補者や選挙管理委員が集まり、打合せをしていました。立候補者は10名です。昼休みから、選挙活動が始まるとのことでした。1校時目の学級活動の時間には、各学級で、「学校の代表を選ぶための生徒会役員選挙で、投票する者としての責任」について考える時間を設けました。全校生は77名。一人一人の投票が、これからの学校づくりにつながっていきます。

昼休みになり、立候補者や責任者は、思い思いの場所で投票を呼びかけていました。多目的ホールにも、何人かの立候補者の姿がありました。教室で呼びかけている立候補者もいたようです。

学校をよくしたいと強い思いと勇気をもって生徒会役員選挙に立候補した立候補者の皆さん。その公約や思いを理解し、「この人になら西根中学校を任せられる」という立候補者に1票を投じてほしいものです。
今日は第2学期始業式です。夏休みを元気に過ごした生徒たちが元気に登校してきました。
始業式では、校長先生から「2学期は実りのとき。学校生活に幅や厚みが生まれ、素晴らしい思い出ができる学期である。全員が会員となっている生徒会の役割を果たすこと、計画的・継続的に学習に励むことを大切に過ごしてほしい。先生方は、生徒の皆さんの挑戦を応援し、手助けする。」と話がありました。また、各学年代表が「夏休みの反省と2学期の抱負」の作文を発表しました。「家の手伝いを頑張った」「自主学習に毎日取り組めた」「進路実現に向けて学習を進めた」という振り返りから、充実した夏休みを過ごすことができた様子がうかがえました。
始業式後には、27日(水)に学校代表として英語弁論大会に出場する3年生の山田さんの発表を聞きました。山田さんは、夏休み中に行われた福島市のビブリオバトルにも参加し、準チャンプに輝きました。英語弁論についても休み中に練習を積み重ねてきた成果が感じられる発表でした。本番の頑張りも期待しています。
全校で力を合わせてさまざまなことに挑戦し、実りある2学期にしていきます。保護者の皆様や地域の皆様には、引き続きお力添えをお願いいたします。

