子どもの心は促成できない・・・植物ではなく人であるからこそ当然のこと
児童が下校して校舎を回り、トイレのスリッパを見ると実感することです。


学校は社会の一員としての規範やマナーも教えるところです。
型として教えたり、規則として守らせたりもします。繰り返すことで、意味を理解させる前に習慣にしてしまうことも期待します。よくできたときは褒め言葉をかけて、よさを感じさせたりもします。
とにかく、先生たちはあの手この手で子どもに伝えていきます。
そして、できるようになったときは、とても気持ちいいのですが、崩れるのはあっという間です。
でも、先生たちは諦めずに、またあの手この手を考えていきます。


本校は4階建ての広い校舎でトイレも多くあります。
スリッパはバラバラのところもきれいにそろっているところも・・・

心を育てる
そこには、大人が「伝える」子どもが「応える」という関係の濃密さが問われるように思えます。
大人は、本気で意志を伝えているのか・・・
それに子どもは自らの意思で応えようとするのか・・・
校舎を回り、思いもぐるぐる回り・・・
今週はblogに手が回らなかったと反省・・・_φ( ̄ー ̄ )
15日(日)に運動会が実施できました。
コンディションにも恵まれ、参加した児童の喜びを感じることのできる運動会になりました。

さて、国旗,市旗,校旗・・・〇〇旗は,たくさんありますね。
どれもなんらかの象徴(シンボル)として使われています。
さて,運動会のシンボルといえば「紅白旗」
そして紅白対抗戦から「勝ち旗」も運動会ではよく見かける旗です。

でも本校で行われた運動会では6年生児童がつくった「応援旗」がたくさん目につきました。
デザインは,児童の創意工夫にあふれていました。



そして,運動会が終わり,その旗は廊下や踊り場に掲示してあります。
声援に代わる応援旗でしたが,児童の思いや願いが込められてるなぁ・・・と眺めて楽しくなります。


紅白対抗にとらわれない団体戦により,勝ち旗も使っていない杉妻小の運動会でした。
以前は,勝ち旗の受け取り方や礼の仕方に時間をとっていました。
「勝ち旗を受け取る代表に合わせて礼をするんだよー!! ( `ー´)ノ( `ー´)ノ( `ー´)ノ」
先生たちは,練習ではよくそんな大声を張り上げていました。今はそれもなく、先生たちの顔も緩やか・・(^^)/
勝ち旗はなくても,児童の創意工夫に時間をかける成果がこの応援旗にあったと思いました・・・(=゚ω゚)ノ

本日、運動会の開催です。
感染予防に努め、運動会を実施します。準備はしっかりと整いました。
先生方も朝早くから校庭の整地に汗を流していました。
児童のみなさん、こころを整えて、力を発揮しましょう・・・!(^^)!


校長先生も、校庭を整えています。



みんなで、こまかい石も拾って、校庭は整いました。
運動会は誰のため
運動会は何のため
コロナ禍をきっかけにそれまで繰り返してきた教育活動を見直している杉妻小です。
運動会も大人数が密集しないように
開閉会式は、教室と校庭に分散
演技種目は、単学年で2種目
2種目は、30分間内で終了
来賓はなく、保護者は入れ替えの参観、お昼のお弁当もなし
従来の運動会とは大きく様変わりをしています。
制限があるから・・・労力をかけずに・・・と感じられることもあると思います。
しかし、大きく変えたことで、「運動会は誰のため」「運動会は何のため」という原点が、とても分かりやすくなりました。
杉妻小の運動会は、児童の「学びの場」、児童同士が「協働的に学ぶ機会」として実施します。
教室の黒板には担任の先生から、運動会に参加する意味付けとして大切なメッセージがありました。

いよいよ明日15日(日曜日)は、杉妻小学校の運動会です。
コンディションよく、児童が考えたスローガンのもとに実施できることを楽しみにしています( ^ω^)・・・


「鼓」の字の意味を調べてみると、つづみの打楽器、うつ、たたく、そのほかに「ふるいたたせる」「はげます」といった意味がありました。
本日の第45回福島市小学校鼓笛パレードに本校は6年生が参加します。児童一人一人パレードの楽しさを味わってほしいと願っています。
そして、夢と勇気を、ふるさと福島市に勢いを!!
パレードをみるすべての人を鼓舞してほしいと願っています・・・( ^ω^)




