ふくしまの未来をひらく読書の力プロジェクト
読書オリンピック
読書ハードル・・・
福島県も福島市も一体となって児童生徒の豊かな読書を支援しています。
「どうして本を読むの?」
と、もし児童に尋ねられたら・・・その大切さや有意義さをいろいろと先生的に答えるのでしょうが、個人的には「なぜ山に登るの?? そこに山があるから・・・」と同じように「そこに本があるから・・・」というのが本音です・・・(*'ω'*)

杉妻小には毎週、水曜日の給食の時間、ボランティアによる全校児童に向けた「読み聞かせ」があります。
給食を黙々と食べている児童にとって、この読み聞かせはとても楽しいひとときになっています。
毎回、児童が喜ぶお話を選んでくださいます。そして、マイクを通す声色もプロ並みに上手です・・・(*'ω'*)

読書ボランティアのほかにも、学校司書、読書サポートティチャーと学校図書館を利用する児童のために力を尽くしてくださる方がいます。とてもありがたく、うれしい限りです。
そのおかげもあって、本に親しむ児童が確実に増えています。先日の読書ハードルの取り組みの結果でもそれが表れていました。
「木」という漢字の中心線の部分のやや下寄りのところに、短い横線で印をつけたものが「本」という漢字の成り立ちです。これが我が国では、「ものごとのおおもと。物事がそこから出発して成り立っている。」という意味を表すようになったそうです。
本物、本当、本質、基本、手本、見本、本心、本気
ものごとの大切なことを表す言葉には「本」という字が多いですね。
それだけ人と本はとても深くかかわるものだと思います。
児童には、これからも、いろんな本にふれて、読書を自分の習慣にしてほしいと願っています。

上の絵が、現在、本校正面玄関のガラスケースに展示されています。
給食を食べているときの教室の様子です。
児童が間隔をとって、違う方向を向いて食べています。
背面には「ぼくたち私たちもコロナとたたかっているよ」の文字。
・・・初めてこの絵を見たとき、涙が出ました・・・
3年生の児童の絵ですから、おととしの1年生のときは、きっとにぎやかに食べていたことでしょう。
感情は時代と向き合う中で厚みを得ます。
わたしたちが直面している問題と向き合うことでさらに深まっていきます。
この絵を見て、感じることがある方は、その思いはまた別の人にも伝わるかもしれません・・・
教室の上に掲げられている習字の文字は「希望」
一人一人にも社会にも、どうにもならないことはあります。
それを体験しつつも、希望の光を見つけることを大事にしよう。なかなか解決できないこともあるけれど、それも大事、これも大事というように感じていけば、きっと勇気をもてる・・・
この絵をぜひじっくりご覧いたたければと思いました。
『作った本人が好きで楽しんで情熱を込めて作ったものってね、それを見た人も楽しくなっちゃうものなんですよ。』
マンガ大賞も受賞した作品に登場する美術の先生のセリフです。
今日の3時間目、校内を見て回ると図画工作を学習している教室が目についたからでしょうか。ふと、美術の先生の言葉を思い出し、まったくそのとおりだと思いました。




近頃は、児童が自分の作品を写真に撮影して、発表用の資料をつくる活動をよく見るようになりました。

写真と一緒に、作品に対する自分の思いをタブレットのノートにコメントして保存していました。
そういえば・・・あの美術の先生は
「・・・毎日いろんなものに心動かして大きくなってくださいね」
とも言っていたような・・・( ^ω^)
今日の給食メニューは、ポトフ、ヨーグルト、牛乳、そして『揚げパン』

子どもたちに大人気のメニューです。
特に『揚げパン』さいこー(*^。^*)

教室を見てまわると、み-んな(^^♪ おいしそうに食べていました。

揚げパンを包む紙袋を両手でしっかりもって口に運んでいます。
小さい子はお約束のごとく・・・( ^ω^)
口の周りは粉だらけ!(^^)!
それでも、おいしそうに頬張る笑顔を見るとうれしくなりますね。



この揚げパン、本校の給食室の調理員さんたちが朝早くから一つ一つ手作りで揚げたものです。
感謝の気持ちもあふれてきます。
食べ終わったお昼休みは、太陽の光が差す青空
子どもたちは校庭に元気に飛び出していきました(*^-^*)

現在の日本において「EVの普及はこれから…」という状況です。我が国のカーボンニュートラル達成のためにEV車の普及は重要な目標です。
5年生の社会科学習では、電気自動車の普及における課題やメーカーの開発・努力を学習しました。

先週の26日金曜日には、福島日産自動車の皆様のご協力による出前授業を体験できました。


この経験を通して児童は、EV車は移動手段だけでなく、災害時の電気も補填できること。自動運転機能との親和性も高いこと。また、何よりも排気ガスを一切出さない利点があることを理解したようです。
そして、価格、走行距離、充電時間などの課題も解決しようと努力するメーカーの人々の努力と工夫についても考えることができました。



当日は、3台のEV車と福祉車両、そしてたくさんの電動のモデルカーを用意していただきました。福島日産自動車の皆様に厚く感謝申し上げます。<(_ _)>