「ふくしま子どもの心のケアセンター」は福島県より事業委託を受けた「一般社団法人 福島県精神保健福祉協会」が設置・運営する機関です。 福島学院大学、福島県立医科大学と連携しながら、東日本大震災後の福島の子どもたちへの支援活動を行うことを目的として、2021年4月に開設されたとのことです。
先日、その講師の先生による「こころの授業」が6年生で実施されました。



相手が受けとめる思いを想像して言葉を発する。また、同じ言葉でも人によって受けとめ方が違う・・・
児童は、言葉と気持ちについてじっくりと考えてしました。
美術と音楽・・・人と全く違うことで称賛されるものですね。
一つ一つが個性の輝きに心動かされるからかもしれません・・・
そんな哲学的な話を抜きにして、日常の中に「おやっ??」とした面白いものを見つけることができます。
いま2階の北校舎と南校舎をつなぐ廊下に児童会の緑化委員会が企画した掲示があります。

本校の正門付近は大きな木が多くあります。
この時期、落ち葉履きがひと苦労なのですが、その落ち葉を使って「落ち葉アート作品」を募集していました。
できた作品が下の写真


素朴でユニークな作品がたくさんあります。
中には、スクールキャラクターの「メタちゃん」を表現したものもありました。
銀杏の葉を重ねてメタセコイアがダンス♪♫しているかのように描いています。

ほかにも「かいじゅう大あばれ」のタイトルでつくったのは1年生。

葉の形が組み合わされて、たしかに「かいじゅう」のように見えるから不思議です・・・( ^ω^)
近頃読んだ書籍に「価値の遠近法」という言葉がありました。
著者によると
絶対に見失ってはならないものと、
あってもよいけどなくてもよいものと、
端的になくてよいもの、
そして絶対にあってはならないもの
この4つをどんな状況にあってもその都度、その価値を見極めることのようでした。
この「価値の遠近法」で学校を見ると、絶対に見失ってならないのは
子どもの学びの質であり、指導者による授業の質です。
この質を高めるために、何度も授業研究会を繰り返します。
質のゴールも山の頂も濃霧の中に隠れて見えませんが、そこに向かうための羅針盤が授業研究会を通して培われることは確かです。
今日は、6年生の国語科の授業研究会が行われました。





作者の伝えたかった「いのち」とは何か・・・二つの作品を読み比べて考えたり話し合ったりしていました。


コロナ禍で学習発表会などのこれまでの行事は実施できていませんが、よい授業を求める本校の教育活動の価値を見ていただきたいと思いました。

昨日の写真です。1年生が校舎南側の花壇でなにか活動をしていました。
晩秋の抜けるような青空の下で夢中になっています。

1年生は、花壇に残っていた花々や作物の残りを抜き取っていました。
根もしっかりとるように力を込めて・・・
そして、自分の背丈より大きいコスモスも引き抜いていました。
整地した花壇はこれからどう使うのかな、何が植えられるのかな・・・( ^ω^)

深まりゆく秋の季節から冬の始まりが感じられる活動でした。
児童の視線の先にあったものは・・・( ^ω^)

黒板にチョークで描かれたすてきな絵でした!!

本校児童と一緒にスクールキャラクターのメタちゃん、リリちゃんが一緒に行進しています。
右下に「福島西高デザイン科1年」の文字
これは、福島西高校の生徒さんが描いてくださいました。
今日は、本校の創立記念日、校長先生が全校児童に向けてサプライズとして依頼し実現した黒板アートでした!!
絵の中には、前を向いて明るく自信にあふれる児童の笑顔

「創立148周年」を表わすプラカード

児童も教師も杉妻小に集う皆さんの主体性(しゅたいせい)を表わす「たい」も泳いでいます!!
こころに沁みる素晴らしい黒板アート(*^-^*)に大感激です。
この絵が完成するのにかかった時間は7時間30分、高校生6名による作品です。
黒板アートが出来上がるまでのプロセスは、校長室前に掲示されています。
そして、しばらくの間、正面玄関事務室前に掲示しておきます。
福島西高デザイン部の皆さん、校長先生、ありがとうございました<(_ _)>