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福島第一原発の現状を視察(令和6年度防災・放射線研修会B)

2024年7月16日 17時49分

6月24日(月)に「令和6年度防災・放射線研修会B」を実施しました。この研修は、市内各校の教員が直接被災地の様子を見学したり、現地の方からの話を聞いたりすることで知見を深め、防災・放射線教育の指導力向上を図ることを目的としているものです。5年間で、福島市内全ての小・中・特別支援学校から1名以上の教員が参加する計画となっており、本年度はその2年目として小中学校の教員14名と、教育委員会事務局員4名の計18名が参加しました。

研修では、東京電力廃炉資料館で、原子炉の仕組みや震災時の原子力発電所の状況から現在に至るまでの経緯、事故の状況及びその後の対応などについての説明をいただいた後、実際に福島第一原子力発電所構内をバスで巡りました。途中、1~4号機建屋前や、処理水放出施設前などでは、下車し、近距離から施設の様子を見学することができました。福島第一原子力発電所では、1日4,000人程度の人々が働いているそうですが、構内の放射線は大幅に低下し、現在は構内の約96%のエリアで一般作業服での作業が可能となっている、とのことでした。

 <参加者の感想>

○実際に現地を視察し、現状を学ぶことができ非常に良い経験となった。今回研修したことをうまく取り入れながら放射線教育を実践していきたい。

○水蒸気爆発でボロボロになった建屋と、その中で生き生きと働く作業員の姿、移動中のバスの車窓から見た、窓ガラスが割れたり、中が荒れたりした状態のままの家、山積みになっている除染土と新しく建てられた家や耕したばかりの畑の対比。同じ福島に暮らしながら、まだまだ知らないことがたくさんあると思った。子どもたちには、福島のためにがんばっている人たちがたくさんいることを伝えたい。そして、福島の未来について一緒に考えていきたいと思う。

○今後もこのような機会があればぜひ参加したい。

教育課題講座③「よめる、つかえる力の育成」を開催しました!

2024年7月11日 08時39分

 7月10日(水)、こむこむ館わいわいホールにおいて、講師に、野田中学校前校長の高澤正男先生をお迎えして、教育課題講座③「よめる、つかえる力の育成」を開催しました。「読解力が子どもを救う!」と題して、高澤氏からリーディングスキルについて、豊富な実践例とともにお話をいただきました。「先生方の授業の中でしか子どもたちの読解力を耕すことはできない。子どもたちを救えるのは先生しかいない。」というお話をいただき、明日からの授業改善に向けて勇気と元気がもらえる講演となりました。

 

教育課題講座②『豊かな心の育成』が行われました! 

2024年7月5日 18時44分

 12年ぶりに明治大学 教授 諸富 祥彦氏をお迎えし、「子どもの心を育てる教師の力」と題して講演会を行いました。参加者は4人一組を作り、実習を通して、リレーションのつくり方を体験したり、「ほんとうによい教師」について学びました。『子どもを決して切らない、見捨てない教師でありたい』という思いを強くする研修会でした。

令和6年度初任者研修・新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修を実施しました!

2024年7月2日 11時33分

 6月28日(金)、パルセいいざかにおいて、初任者研修・新規採用養護教諭研修 カウンセリング研修を実施しました。午前中は、「教育相談の基礎」と「LGBTQについての理解」についての講義を行い、午後は、「カウンセリングの基礎」と「教職員のメンタルヘルス」についての講義を行いました。「カウンセリングの基礎」の中では、カウンセラー役と相談者役、観察者の3人組に分かれて演習を行い、傾聴の難しさや大切さについて理解を深めました。

幼稚園・保育実践講座

2024年6月29日 09時38分

 講師に山梨大学名誉教授、加藤繁美先生を迎え、『保育・教育における子どもの声』をテーマに研修会を開催しました。先生から紹介される『子どもの声』から、子どもは愛おしい存在であることや子どもは無知・無能な存在ではないことを再認識するとともに、人権問題という側面から保育・教育の在り方を問い直す大切さを学びました。参加者から加藤先生の話をもっともっと伺いたいという意見が聞かれるなど、学びがいのある講座となりました。