学校日誌

2020年5月の記事一覧

本に触れよう(3)

 2日にわたり,「読書による効果」,「効果的な読書の方法」を紹介してきました。

 今日は読書シリーズ最終回「読書の時間」についての紹介です。

 朝の短学活の前に「朝読」と称して,読書をしている学校も多いと思います。では,その「朝読」によりどんな効果があるのか,朝に対して夜に読書をした場合はどんな効果があるのかを紹介します。

 

○ 朝に読書する効果

・ 一日のはじめに精神のコンディションを整えられます。

 読書には癒しの効果があります。朝に読書することで精神的なゆとりがもたらされ,心が落ち着くので,良い一日のスタートを切ることができます。

 

○ 夜に読書する効果

・ 学校が終わってからの夜の読書には,一日の疲れを癒す効果があります。

 読書のリラックス効果はたった6分ほどで現れるそうです。つまり,一日の終わりに6分でも読書することで,疲れを癒し,睡眠の質を高めることが期待できるのです。就寝前に,6分間の読書をしてみませんか。

 

 朝と夜,どちらの時間帯の読書にもそれぞれメリットがありますね。

 

 読書がもたらすメリットや,効果的な読書法を紹介しました。普段はあまり読書をしない人たちも,今回の「本に触れよう」シリーズをきっかけに,読書をしてみてはいかがでしょうか。学校の図書室にも様々なジャンルの本があります。ぜひ図書室に足を運んでください。

 

本に触れよう(2)

 昨日は,「読書による効果」を紹介しました。

 「なるほど!」と思った人もいるかもしれませんね。

 さて,今日は「効果的な読書の方法」を紹介します。

 

1 線やコメントの書き込み

○ 「本の内容を理解する」,「書き込む内容を考える」,「ペンを持って動かす」,「文字を書く」といった4つの行為をすることで脳が活性化されます。

 

2 7回読書法

○ 同じ本を7回繰り返して読むという読み方です。7回とも熟読するのではなく,何度か「拾い読み」をした後に精読するという手順を踏みます。繰り返し触れた情報ほど記憶に残るものです。隅から隅まで吸収したい本がある時は,とても良い方法ですね。

 

3 読書ノート

○ 読書ノートに読んだ本の情報をまとめることで,内容が頭に残りやすくなります。

○ 「この本からどんなことを学びたい,知りたいのか」という目的をメモし,読書中にその答えを発見したらノートに書き込む方法です。あらかじめ目的を決めておくことで,読書に目的意識が生まれ,積極的に情報を取り込むことができるようになります。

 

4 並列読書

○ 多くの人は,本を1冊ずつ順番に読んでいることでしょう。しかし,2冊以上を平行して読み進める読書法には,1冊ずつ読む方法にはないメリットがあります。

  【メリット1】集中力が持続しやすくなります。

  【メリット2】複数の本の知識を関連づけられます。

 

 以上,効果的な読書法を4つ紹介しました。読書をする時の参考にしてくださいね。

 

5/13本に触れよう

 臨時休業中は家庭で過ごす時間が多く,自分で計画的に過ごすことが大切です。

 自分の時間を有効活用するために,読書をしてみませんか。

 「読書=良いこと」というイメージは多くの人がもっていると思いますが,「具体的にどんな効果があるの?」と聞かれたら,はっきり答えられる人は少ないかもしれません。

 今回は,「読書による効果」を紹介します。

 

○ ストレスが解消される

○ 創造力が磨かれる

○ 脳が活性化する

○ 仕事(学校生活)や日常のヒントをもらえる

○ 視野が広がる

○ 教養が磨かれる

○ 読解力が高まる

○ 知識が増える

○ ボキャブラリーが増える

○ メタ認知能力が高まる

○ 英語が学習できる(洋書)

※ メタ認知能力とは,自分自身を客観的に認知する能力のことをいいます。メタ認知能力が高い人は,人とコミュニケーションを取ったり,仕事の進行や目標を定めたりといった能力に優れていると言われています。

 

 読書には,いろいろな効果がありますね。

 自分を磨くためにも,ぜひ多くの本に触れてみましょう。

 

5/12生徒登校日

 学年ごとの分散登校を実施しました。

 久しぶりに会う同級生と,元気よくあいさつを交わしながら登校する姿が,数多く見られました。登校後は,体育館において,十分間隔を取り,換気を行い,密閉,密集,密接を避けながら,校長先生の話,各教科担当教師による課題等の説明,学年主任,学級担任の話を聞き,下校となりました。

 次週から,1・2年生は週2回,3年生は週3回の分散登校(11時45分完全下校・給食なし)が始まります。コロナウイルス感染拡大防止に努めながら,生徒たちが安全・安心に,充実した学校生活が送ることができるよう教育活動を進めて参ります。