今、学校では、各学年とも10月31日(金)に行われる学習発表会へ向けての取組を加速させています。
今日の4校時には4年生が、体育館で全体練習に取り組んでいました。
子どもたちも先生方も、よりよい発表ができるよう、はりきって取り組んでいることは、自信をもってお伝えできます。
そして、保護者の皆様の期待に添える発表が、間違いなくできるということも!
ぜひ、当日の発表をお楽しみに・・・・。
子どもたち一人ひとりが精一杯活躍できる、素敵な学習発表会になるように、教職員も力を合わせて取り組んでいます。
ご家庭でも、お子さんの頑張りをたくさん褒め、励ましてあげてください。
その賞賛や励ましが、子どもたちにとって達成感や満足感へとつながり、大きな自信となっていきます。
お子さんの体調管理とともに、どうぞよろしくお願いいたします。(残念ながら、インフルエンザが流行し始めています。)
そして10月31日(金)の発表会当日には、子どもたちのがんばる姿に大きな拍手と声援をいただきますと幸いです。たくさんの方々のご来場をお待ちしています。

「たしざん」(1位数どうしの繰り上がりのあるたし算)を学習している1年生。
3組は、今日の2校時、「3+9」の計算の仕方について考えました。
前の時間までは、「9+4」のように、足される数が大きい場合のたし算でした。
この時間は、3+9。 足される数より、足す数が大きい場合のたし算です。
「後ろの数が大きいときは、どうやって計算するのかな?」
ただ単に足し算して、答えを出して終わるのではなく、10のまとまりを作ることに着目して計算の仕方を考え、説明することがねらいです。
子どもたちは、これまでに学習した「8+3」や「9+4」のやり方を思い出しながら、「10 のまとまりをつくればいい。」との見通しをもとに、さくらんぼ計算式で表したり、ブロックをつかったりしながら考えました。
自分なりに解決できたところで、次はお隣さんと比べっこ。
「ぼくは、9を7と2に分けて10のまとまりにしたよ。」
「同じだね。」
「わたしは、前の数字の3を2と1に分けたよ。」
「ぼくは後ろの数字の9を分けたよ。どっちでもいいのかなぁ?」
自分とは違う意見に出会うと、もやもやします。
そう、その「もやもや」が大事。確かめたくなるもんね。
全体での話し合いでは、自分が考えたやり方を発表するとき、「3を1と2にさくらんぼで分けます。1と9をピーナッツにして10。10と2で12です。」
または、「9をさくらんぼにして7と2に分けます。3と7をピーナッツにして10。10と2で12。」と、「さくらんぼ」「ピーナッツ」といった学習用語が定着し、これまでの学習をふまえて、順序よく話すことができました。
3組でも、お友だちの意見の続きが言えたり、同じやり方でも自分の言葉で説明できたりする子がたくさんいました。発表の時、お友だちの話をしっかり聞いているからですね。
全体で2つのやり方を比べ、考え方の共通する部分を考えて「前の数を10にしても、後ろの数を10にしても、どちらも10のまとまりを作っているところは同じ。」ということに気づくことができました。
また、「小さい数の3を2と1に分けて、9に1をたした方が、かんたん。」という、計算の工夫にも気づき、みんなで確認することもできました。たいしたもんだ。
3組さんも、よくがんばりました。その調子で!
あと1週間後に迫った学習発表会。
各学年では、発表の準備に熱が入っています。
今日の2校時、3年2組の教室では、国語の時間に、自分の家族にむけた「学習発表会の案内状」を書く学習に取り組んでいました。
家庭に協力してもらって持参した「はがき」に、「相手の名前」「あいさつの言葉」「日時、場所」「どんな行事か」「来てほしいという自分の気持ち」「自分の名前」といった、必要な情報を落とさずに書きます。
「リコーダーで演奏するきれいなメロディを聞いてほしい。」
「元気な声で歌う合唱、是非、聞きに来てね。」
「台詞を覚えるために、何度も練習したんだよ。完璧に覚えたから、見に来てね。」などなど
「来てほしい」という自分の気持ちを一文字一文字に込めて、丁寧に綴っていました。
お手紙をもらった相手は、きっとうれしいでしょうね。
当日、子どもたちが心を込めて準備した発表を楽しみにしていてください。
