10月15日(水)の午後、就学時健康診断がありました。
来春入学する皆さんの健康診断です。視力検査・聴力検査・内科検診・歯科検診等を行いました。
84名の子どもたちとその保護者の皆さんが来校しました。
幼稚園や保育園と勝手が違うため、どの子も緊張した面持ちで検査や検診を受けていました。
そんな中でも、「こんにちは」としっかり挨拶をしたり、自分の名前をはっきり言ったりする姿が見られ、大変頼もしく感じました。
子どもたちが検診を受けている間、保護者の方々を対象に、スクールカウンセラーの湊先生より「子どもの成長を促すために」という演題で、ご講演をいただきました。
来年度入学する皆さん、先生方や在校生のお兄さんお姉さんは、皆さんが入学することを楽しみに待っていますよ。
それまで、体に気をつけて元気に過ごしてくださいね。

今日の2校時には3組、3校時には1組の子どもたちが、校庭で太陽の動きとかげのでき方の観察・実験をしていました。
「かげって、どこにできるんだろう?」
校庭にある遊具や自分のかげを確認したり、友だちとかげ遊びをしたりしながら、かげの方向を確かめます。
そして、「太陽の方向と反対の方向にかげがある」ことを確かめました。
自分でかげをつくってみて、太陽とかげに興味を持った子どもたち。
「かげって動くのかな?」
「かげの長さは変わるのかな?」
3年生はこれから、「かげ」の謎を解き明かします。

3年生の算数科は現在、「大きい数のかけ算のしかたを考えよう」の学習に取り組んでいます。
今日の2校時、3年1組では、3つの数のかけ算(75×5×2)を早く・簡単に計算する方法を考える学習に取り組んでいました。
これまでのように、問題に出てきた数字の順に計算し、75×5=375、375×2=750と、2段構えで計算して答えを求めてもいいのですが、でも、今日、課題として出てきた式は、「75×5×2」です。
1つの式、しかも3つの数字のかけ算です。さて、どうする?
子どもたちは、今まで学習したことを手がかりに、「これならできそう!」「この考え方が使える!」と、見通しを持って新しく出会う問題に取り組んでいました。
その結果、「かけ算は、どの順序で計算しても答えが同じになる!」「5×2からやると10ができるから、75×10の計算になって簡単に解決できる!」という、計算のしかたにたどり着くことができました。
「初めて出会う問題場面でも、今まで学んできた知識や技能を使えば、解決することができる。」
日々の授業の中、このような学習経験を繰り返すことで、子どもたちは、自ら考え、自ら問題を解決していく資質や能力を鍛えています。

