幼稚園ブログ

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食べることは生きること!

 春に、子どもたちが苗を植えたキュウリやナス、ミニトマトもすくすくと大きく生長しています。収穫した野菜たちは、お弁当の時間に、塩もみやみそ汁にして出しています。「キュウリ、大好き!」などと言って喜ぶ子どももいれば、ナスはちょっと苦手で「小さいのがいい。」と訴える子どもも。そうは言いつつ、自分たちで育てた野菜であることに加え、みんなが美味しそうに食べている雰囲気なども手伝って、何とか頑張って食べようとする姿が見られています。

 また、幼稚園では、昨日、お弁当参観と食育講座を実施しました。新型コロナウイルス対策のため場所の確保が難しく、お弁当参観は、残念ながら年少のちゅうりっぷ組のみではありましたが、お弁当が始まってちょうど1か月が経った食事の様子を保護者の方々に見てもらうことができ、「おかずが偏ってしまっていたので、入れ方を工夫したい」「箸を使う献立も取り入れたい」など、様々な気付きがあったようで、参観の機会への感謝の声もいただきました。

 食育講座では、食育指導士の久家先生にお越しいただき、それぞれの学級の実態に応じたお話をいただきました。お弁当の様子も見ていただいたので、冷凍食品の選び方や調理の一工夫を教えていただくとともに、食材の調理法や味付けのバリエーションを増やす、魚を取り入れるなど、幼児期の食に関するたくさんのヒントをいただきました。

「まごわやさしい」「おかあさんだいすき」「おかあさんやすめ」のキーワードで、健やかな心と体を作る食事を意識できるといいですね。

 

お誕生日の大切な2つのこと

昨年度の最後のお誕生会で、お子さんたちに園長が次のような話をしました。

 皆さんは、自分のお誕生日はどうしていますか?

 ケーキを買ってもらって、「お誕生日、おめでとう」と家族からお祝いしてもらうのかな。

 もちろん、誕生日をお祝いすることはとても大切なことです。でも、誕生日にはもうひとつ大切なことがあるのです。実は、子どもを産むことはとても大変なことなのです。お母さんは、それこそ命がけで子どもを産むのだということを、園長先生は、大人になって知りました。

 「元気に生まれてほしい」と心から願いながら、お腹の痛みや苦しみに耐えながら子どもを産むのです。

 誕生日は、「自分が生まれた日」というだけでなく、「お母さんが命がけで自分を産んでくれた日」でもあるのです。

 ですから、誕生日は、自分が生まれてきたことをお祝いするのと同時に、自分を元気に産んでくれたことに、ありがとうの気持ちをもつ日でもあるのです。

 皆さんも、自分の誕生日には、みんなからお祝いしてもらうだけでなく、自分を元気に産んでくれたことにありがとうの気持ちをもってほしいなと思います。

 「ぼくを、私を、産んでくれてありがとう。」と言葉にできたら、とても素敵ですね。

 7月7日に七夕お誕生会を行いました。その中で、昨年度の話をしましたら、さすが年長組さんです。園長の話を覚えていてくれました。

 お誕生日の大切な2つのこと。年長組さんも、年少組さんも、それぞれに感じ取ってくれたようです。

みどり組の避難訓練

地震などの自然災害はいつ起こるかわかりません。

例えば、預かり保育中に地震が起こった場合、どのように安全にお子さんを避難させるかは大きな課題です。

そこで、預かり保育中に地震があった場合を想定して、避難訓練を実施しました。

森合幼稚園では、預かり保育を「みどり組」と呼んでいますが、「みどり組」のお子さんたちは、先生の指示をよく聞いて上手に避難できました。

預かり保育指導員の先生方も、避難の仕方や指示の出し方、被災時の対応について、しっかりと確認できたようです。

今後も、お子さんたちの「命」を守るための取組を行って参ります。

通常保育が始まりました!

 森合幼稚園では、年長のひまわり組は先週から、年少のちゅうりっぷ組は今週からお弁当が始まり、ようやく通常の保育となりました。保育時間が長くなったことに加え、連日の暑さもあり、子どもたちはちょっとお疲れ気味な様子も見られますが、戸外で遊べる楽しさを感じながら、きれいな青空のもと、笑顔で友達とのかかわりを楽しんでいます。

 年少・年長のかかわりは、感染予防のため、一斉で時間をとることは難しいのですが、園生活の様々な場面で、お互いにその存在を意識し合う姿が見られるようになり、ジャングルジムを登る年少さんを応援しながら見守ったり、虫捕り網の使い方を教えてあげたりする年長さんの姿など、自然なかかわりが増えてきました。

 また、先日はこんな出来事がありました。年少さんが、保育室で「キビタン体操」を踊っていると、一斉活動のために園庭に出てきた年長さんが、その音楽に気づき、担任の先生も踊り始め、いつの間にか、全園児での「キビタン体操」に!その姿に気づいた年少の担任の先生が、子どもたちに「窓の方を見ごらん!」と声をかけ、一緒に踊っている年長さんの顔を見て、さらにニコニコの笑顔で踊る年少さんでした。テラス越しでしっかりとソーシャルディスタンスを保ちつつも、心の距離はグッと近づいたようで、森合幼稚園が一つになったのを感じた瞬間でもありました。そして、何よりもこのような瞬間を作り出す先生方の柔軟な対応が素晴らしいなと感じています。

 年少さんも行動範囲や視野が広がり、泥団子作りや虫捕り、縄跳び遊びなど友達や年長さんの遊びを真似てみる姿も見られ、それぞれの遊びが充実してきています。けがや暑さ対策、そして感染予防に配慮しながら、今後も森合幼稚園の合言葉どおり「あかるく・のびのび・たのしく」活動していきたいと思います。

 

歯を大切にする集い

 昨日6月4日は、「虫歯予防デー」でした。森合幼稚園では、子ども達に「歯を大切にする集い」として、各クラスで、紙芝居を見たり、森合小学校さんからお借りしたかわいい人形を使って、歯の磨き方を確認したりました。

 また、例年は年長児に園医さんを招いて「歯の染め出し」を行っておりましたが、今年度は、各ご家庭に、磨き残しをチェックする染め出し薬を配付し、保護者の方の協力を得て、子ども達が自分の歯磨きの癖や磨き残しやすい場所を確認できるように、歯磨きチェックシートの活用をお願いしたところです。

 歯科医師さんによると、永久歯が生え揃うまでは、仕上げ磨きも必要とのことですので、お子さん自身がきれいに歯を磨くことができる習慣をつけるとともに、その姿を褒めながら、きちんと磨けているか確認することで、仕上げの歯磨きを親子のコミュニケーションの一つとして習慣付けていただければと思います。

 毎日磨いて、きれいは歯を保ちましょう!

<年長の歯磨き指導><年少児の歯磨き指導>

 

森合幼稚園のソーシャルディスタンスpart.2

 

 今週から年少・年長揃っての登園が続き、毎日、子ども達の元気な笑顔が溢れている森合幼稚園です。天気のよい日が多く、戸外での遊びを楽しむこともでき、子ども達も元気いっぱいです。

 その一方で、子ども達の安心安全な生活のために、室内で過ごす際の工夫にも取り組んでいます。まずは、子ども達が使うテーブルにセットする透明な仕切りを手作りで準備しました。お互いの顔を見て活動したり、お弁当を食べたりできるメリットがあります。

 また、人数の多い年長児は、集まりを遊戯室で行い、絵本は、市立図書館等から大型絵本を借りて、密集しなくても見やすいように工夫しています。子ども達も大きな絵本に興味津々で楽しんでいます。

 先日は、市から「ももりんマスク」が届きましたが、近隣住民の方からも、手作りのマスクをいただきました。子ども達をいつも温かく見守り応援してくださっている地域の方々がいることに感謝し、これからも、できる限りの工夫をしていきたいと思います。

 新型コロナウイルスの終息を願って、森合幼稚園職員一同で知恵を絞って頑張ります!

 

今週の幼稚園は?

 今週の登園日は、各クラス3日間の設定で、金曜日が年少・年長で重なる日となりました。そして、嬉しいことに、この日は、お休みが一人もいなく、今年度初めて森合幼稚園の全園児が揃った日となりました。久々に子ども達の元気な声でにぎわう園舎に、本来の幼稚園の姿が戻ってきたことを実感したところです。

 水曜日には、ひまわり組(年長)さんが、園近くの「ふたつやま公園」に出かけ、きれいな青空の下で思い切り体を動かして遊び、友達との戸外遊びを満喫しました。

 木曜日には、ちゅうりっぷ組(年少児)さんで、4月生まれのお友達の誕生会を行いました。今回は、年少児のみでしたが、来月からは、状況を見ながら、年少・年長の合同での誕生会を実施していけたらいいなと思っています。

 金曜日には、みんなで、園庭での砂遊びや虫探しなど、自然に触れて楽しむ子ども達でした。

 これから、どんな姿を見せてくれるか楽しみな1週間となりました。

 

<写真は、うまく添付できなかったので、後日掲載します!>

 

さつまいもの苗を植えました!

 

 今週のひまわり組(年長)さんの登園日、園の小さな畑にさつまいもの苗を植えました。

 先生の「この葉っぱ、何の野菜だと思う?」との問いかけに、「おいもかな?」とちょっぴり自信なさげに答える子ども達。「そう!じゃあ、おいもにもいろいろな種類があるけど、何のおいもだ?」とさらに質問を投げかけると、「じゃがいも?」と、迷いつつも、「あっ!さつまいも!」と、今度は自信たっぷりに見事正解!「焼いて食べたら美味しいよね。」「大きいおいもになるといいね!」と、楽しみにしながら、1人1本の苗を丁寧に植えてくれました。

 しっかりと根付いて、大きなおいもになってくれることを願いながら、先週植えた他の野菜とともにお世話をして、その成長を見守り、秋の収穫を楽しみにしたいと思います。

 

森合幼稚園のソーシャルディスタンス

 いよいよ、来週(5月25日)から幼稚園が再開することとなりました。

 子ども達を安全安心に迎えるために、室内の消毒はもちろん、トイレや手洗い場、保育室などに友達と間隔を取る印をつけたり、コップ置き場を個別にしたりするなど、様々な工夫をしています。また、これまで、入園当初の年少児は、降園時に友達の肩につかまり電車のように連なっていたのですが、ロープに印を付けてつかまりながら歩き、均等に間隔をあけることができるようにしました。

 まだ、油断はできない状況ではありますが、新しい生活様式と上手に付き合いながら、できる限りの配慮をして感染予防に努め、幼稚園生活が充実したものとなるようにしていきたいと思います。

 一日も早く事態が終息する日を願って、皆さんで感染予防に努めていきましょう。

 

 

野菜の苗植えと田植えを行いました!

 

久々に子ども達が登園した今週の登園日には、これからの生長と収穫が楽しみな野菜の苗植えと田植えをしました。

年少のちゅうりっぷ組はミニトマトの苗を、そして、年長のひまわり組はきゅうりと水なすと枝豆、朝顔の苗を植えました。

その様子をご紹介します。

 

<ちゅうりっぷ組の様子>

 ミニトマトの苗を見せて「これなーんだ?」と聞くと、子どもたちからは「葉っぱ!」「草」という答えが返ってきました。スーパーで見るミニトマトと、目の前にある苗がまだ結びついていないようでしたが、花が咲いたり実がなったりすることを楽しみにしているようでした。

 

<ひまわり組の様子>

 教師でしろかきをした田んぼを見て、”ここに入るの!?”という表情を浮かべる子どもたちが多くいました。恐る恐る田んぼに足を入れてみると、田んぼの深さと泥の重さに驚き、バランスをとって歩くのが難しかったようです。泥の感触に慣れてくると、「冷たい!」「気持ちいい!」という声が聞こえてきました。苗が倒れないように、手を深くまで入れて丁寧に植えていました。

 

 どちらのクラスも、「見る」「触る」「感じる」という実体験を通して、様々な感情を味わうことができた時間となりました。これからも、水やりなどのお世話をする中で、においや花の色、実の付き方など様々な発見を楽しむことでしょう。その様子についても、またお知らせしていきたいと思いますので、どうぞお楽しみに。